3月5日と3月11日の真ん中の日に。
(少し遅れてしまいました💦)


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思い出せない
君がそばにいた、その感覚を思い出せない
君がいたあの時間が、あの風景が、
僕の中でぼんやりとしている

大切な人のはず
きっと今でも大切に思っているはず
でも、思い出せない

忘れたくないと思う
でも、君のいない空間が、時間が、
だんだんと僕の心を埋めていく
その時間に慣れていく

ごめんね、
嫌いになったわけじゃないよ
でも、この暮らしがだんだんと心地よくなる
その感覚はもう否定できない

心の中に
どうしても探し出せない
形なき大切なもの

僕はこの先
君の遺したもの、そして
君がいた、という記憶とともに
今を、未来を生きていく

どうか見守っていて
君のいないこの場所で踏んばる僕を
どうか許して
少しずつ君の感覚が薄れていくことを


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大切な人との思い出や、「そばにいる」という感覚。
言葉では簡単ですが、忘れない、というのは大変なことです。


意識しないうちに、私も少しずつ忘れていっているような気がします。
でも、それを否定したり、忘れていくことに罪悪感を覚えたりするのも、つらいものです。


自然に流れていけばいいのだけど…
心のありようは、なかなか難しいものです。


すべての人がそうではないと思います。
でも、そんな気持ちになる人もいると思うのです。
そういう時も、前向きに心が流れていきますように。
希望をもって歩いていけますように。
そんな思いから生まれた言葉たちです。
それは、自分自身への励ましでもあります。