メンヘラ女になって風磨くんを困らせてみたい。
わたしだったら絶対風磨くんを幸せにしてあげられるのにって、根拠もないのに思っちゃうの。
1部の雑誌やテレビだけで彼のことを全て知った気になって、
自分は彼にお似合いだって錯覚して。
わたしが一番愛してあげられるのにって。
やっぱ嘘だよ。ごめん。
風磨くんが一番愛してほしいのはわたしじゃないもんね。
なーんてくっさいポエムをLINEに送ってみたら
なんなのどうしたのって馬鹿にしたような絵文字つけてきて、
電話くれて。
でも絶対わたしのこと好きって言わないんだから。
わたしを傷付けないように、期待させないように、優しく、冷たくするんでしょ。
いいの。
もうあなたの存在だけで十分苦しいから。
だからもういっそ断ってくれた方が楽になるの。
だけどずっとこの思いを引きずってるのは
彼からの電話がなくなるのはあまりにもつらすぎるから。
おわり。
