空のめぐりのめあて | くさはらの日々

くさはらの日々

日々の瑣事のひとつひとつに新鮮な気持ちでむきあいたい....と思いつつ、くさはらの中で迷子になったような気分からの脱却。心と体と暮らしの変化を見つめていたら、いろんなことが少しずつ整いはじめた。思考の整理をお手伝いするibマッピングカウンセラー、やってます。

前回(10/8)の記事「天体観測」に合わせたわけではないのだけれど。

今日はこの「空のめぐりのめあて」という言葉が
胸に響きました。

今朝テレビをつけたら、
耳に入ってきたのは、ポンセの「小さな星」。

それから、
最近はめっきり見ることがなくなったNHKの朝の子ども番組を
なぜか久々に見ていたら、
「星めぐりの歌」が聞こえてきて。

 あかいめだまの さそり
 ひろげた鷲の つばさ


で始まる宮沢賢治作詞作曲の歌。

あぁ、映画『あなたへ』の中で、
田中裕子さんが歌っていたっけなと思いながら、
主演の健さんのことを思い出していたのでした。


この秋は、十五夜や十三夜のほかにも、
皆既月食が見られたり、
171年ぶりのミラクルムーンがあったり、
彗星探査機ロゼッタの着陸船フィラエが彗星に着陸
のニュースがあったりで、
宇宙に目を向ける機会が多いなと思っていたけれど。



今日のお昼頃のニュースで、高倉健さんの訃報。
とても、さびしい。



「星めぐりの歌」は

 小熊のひたいの うへは
 そらのめぐりの めあて


というフレーズで終わっています。

健さんは天に昇って、
私たちの新しい”そらのめぐりのめあて”
になってくれたのでしょうか。。

数々の心に残る作品、ありがとうございました。

健さんのご冥福をお祈りしながら、
今夜また、空に目を向けてみます。