明治神宮の森 | くさはらの日々

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日々の瑣事のひとつひとつに新鮮な気持ちでむきあいたい....と思いつつ、くさはらの中で迷子になったような気分からの脱却。心と体と暮らしの変化を見つめていたら、いろんなことが少しずつ整いはじめた。思考の整理をお手伝いするibマッピングカウンセラー、やってます。

先月、明治神宮に友人たちと遠足に行きました。

明治神宮の中をゆっくり散策して参拝したのは
はじめてでしたが、
期待していたよりもずっと素敵な場所でした。
なんで今まで行かなかったんだろ?
って感じです。

御苑の花菖蒲や
清正井の湧水もきれいでしたが、
特に印象に残ったのは、森と木です。

なんとすばらしい自然だろう、と感嘆しますが、
明治神宮の森は、天然林ではないのですね。

参照:「鎮守の杜に響く永遠の祈り 
     日本人がつくった自然の森——明治神宮



明治天皇と昭憲皇太后をお祀りするするために
大正時代に作られた神社ですから、
森の造営工事も大正4年に始まったそうです。

明治神宮のHPによると

「創建当初明治神宮に何を植えたら立派に育つか、
 また100年後自然の状態になっていくのか、
 当時の学者たちが考えました。
 そして椎・樫などの照葉樹を植えることに決定したのです。」

とのこと。

100年先を見越して計画し森を作った人たちと、
それを守り育ててきた人たちがいるんだ、
すごいなあ。


学生の頃、
照葉樹林文化のおもしろさにはまり、
こんな本を読んだりしておりましたが、

照葉樹林文化―日本文化の深層 (中公新書 (201))/中央公論新社

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今回、日本の森のことをもっと知りたくなりました。
読んでみたい本、覚え書きとして載せておきます。

鎮守の森 (新潮文庫)/新潮社

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身近な森の歩き方―鎮守の森探訪ガイド/文英堂

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図説 日本の植生 (講談社学術文庫)/講談社

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