手帳術講座 | くさはらの日々

くさはらの日々

日々の瑣事のひとつひとつに新鮮な気持ちでむきあいたい....と思いつつ、くさはらの中で迷子になったような気分からの脱却。心と体と暮らしの変化を見つめていたら、いろんなことが少しずつ整いはじめた。思考の整理をお手伝いするibマッピングカウンセラー、やってます。

さて、「今年の手帳は手作りしよう!」と決心する起爆剤となった、
1週間前に受講した、主婦のための手帳術基礎編。

講師の浅倉ユキ(あな吉)さんが初めに話されたのは、
料理研究、手帳術、その他の活動を貫く一貫したテーマについて。

「女性の日々のストレス値を下げること」だという。

もうそれだけで、うれしくなってしまった。
ストレス値、下げたい、下げてほしい、だれかお願い、と思ってる人、
いっぱいいるはず。
私もそのひとり。
でも大人なんだから。できることは自分で動かないと。


手帳術のポイントは、
・月間、週間スケジュールを書く
・ふせんにやることを書き出す
・A5サイズの手帳に情報を一元化する
など。

そのひとつひとつは特に真新しいものではない。
どれも私もやったことがある。
けれど、それらを組み合わせた使い方が、とってもユニーク。

ご本人の手帳も見せていただいたけれど、
いろんな工夫満載で、
「へぇ~!」「なるほどー!」の連続。

こんな手帳を作って使いこなせたら、
私の毎日も、ちょっとは今よりラクになるんじゃなかろうか、
とワクワクしてきた。


この日一番印象に残ったのは、
ふせんの使い方。
やることを思いついたら、なんでもふせんに書く。
そのふせんを手帳のどこに貼るか?
それは、ベストタイミングの場所。

ある日お子さんが学校の合宿に出かけたそうな。
家を出た直後、お茶わんの片づけ方を注意しておかねばと気づく。
さっそくふせんに「お茶わん片づけのことを言う」と書く。
そのふせんをどこに貼るか?

合宿から帰宅する日のところに貼る、と考えそうなものだが、
そうはしない、と。
せっかく楽しい気分で帰宅するお子さんの気分を害し、
合宿でのできごとを聴くという楽しみを失いそうなタイミング。
そこでそのふせんは翌日の欄に。

そして私がすばらしい!と思ったのは、
合宿から帰宅する日の夜のところに、
「おこごとは言わない」と書いたふせんを貼ったということ。

耳が痛い。
私が娘におこごとを言うタイミングは、
自分が思いついた時。
「思い出した時に言っとかないと、忘れちゃう~」
と、いつも自分中心だったな。


つい言ってしまいそう、やってしまいそうなタイミングのところに
「~を言わない」「~をしない」というふせんを貼る。

さっそく私もまねしようっと。
私の手帳、そんな「言わない」「しない」のふせんばっかりになりそうで、
ちょっとこわいけど。