メキシコにあるマヤ文明の都市遺跡「ウシュル(Uxul)」の発掘調査で、若い王子の墓や珍しい遺物が発見された。
ウシュルには11の建物からなる王族用の複合施設がある。エントランスの役割を担う建物の床下から小部屋へと続く道が見つかり、20~25歳の男性とみられる遺体と9つの陶器が発見された。
「あるカップには、上品な象形文字で“若い王子のカップ”と書かれていた」と発掘に参加したドイツ、ボン大学の人類学者ニコライ・グルーベ(Nikolai Grube)氏は7月30日の声明で述べている。
別のカップには日付が記されていた。グルーベ氏と発掘チームのカイ・デルベンダール(Kai Delvendahl)氏が解読したところ、紀元711年を意味しており、王子の生存年代の手掛かりになった。
グルーベ氏によると、マヤ文明の遺物には、持ち主に言及したメッセージが書かれている場合が多いという。「王子のカップはすべて盗掘品だった。考古学調査で発見したのは今回が初めてとなる」。
マヤ文明は、現在のグアテマラ、ベリーズ、メキシコのユカタン半島の大部分の地域で栄えた。紀元300年前後からの古典期は最も繁栄した時代だったが、相次ぐ干ばつや政治闘争を経て紀元900年ごろに衰退してしまう。
ウシュルには11の建物からなる王族用の複合施設がある。エントランスの役割を担う建物の床下から小部屋へと続く道が見つかり、20~25歳の男性とみられる遺体と9つの陶器が発見された。
「あるカップには、上品な象形文字で“若い王子のカップ”と書かれていた」と発掘に参加したドイツ、ボン大学の人類学者ニコライ・グルーベ(Nikolai Grube)氏は7月30日の声明で述べている。
別のカップには日付が記されていた。グルーベ氏と発掘チームのカイ・デルベンダール(Kai Delvendahl)氏が解読したところ、紀元711年を意味しており、王子の生存年代の手掛かりになった。
グルーベ氏によると、マヤ文明の遺物には、持ち主に言及したメッセージが書かれている場合が多いという。「王子のカップはすべて盗掘品だった。考古学調査で発見したのは今回が初めてとなる」。
マヤ文明は、現在のグアテマラ、ベリーズ、メキシコのユカタン半島の大部分の地域で栄えた。紀元300年前後からの古典期は最も繁栄した時代だったが、相次ぐ干ばつや政治闘争を経て紀元900年ごろに衰退してしまう。



