戯曲リーディング『岸 リトラル』より@シアタートラム | 流緒のブログ

流緒のブログ

フリーでグラフィックデザイナーしてます。
主に日々のこと、猫とつぶやきのブログ

image

トラム前にて ピン甘。

 

 

 

 

ここに来るまでのいろいろ

のおけげで、さすがにぐったりした

足取りも重く

渋谷の雑踏に負けそうになる

 

30分も早めに着いた

待ち合わせの17:40まで

ロビーで待つ

気分の切り替えにはちょうど良い

 

落ち込んだ時

仕事に救われることは今までの人生では

多々あった。

 

 

 

 

 

今日は『炎 アンサンディ』に続く

『岸 リトラル』という舞台の

プレみたいな、本舞台のスタッフと岡本健一による

戯曲リーディング。

 

こちら一貫してチラシなどを縁あって手掛けており

速報、仮、リーディング、本チラシと進んで

実は本チラシにてビジュアルがなかなかOK出ず

このリーディングを見て参考にしませんかと

声をかけていただき招待観劇をさせていただいた

 

リーディング後にスタッフによる対談がある。

 

トラムは久しぶり

各席には簡易パンフ・チラシが置いてあり

これを見ながら時間を待った。

目の前の舞台には椅子やテーブルが散乱しており

ただのリーディングではない予感をさせる。

 

 

 

 

2014年、17年にシアタートラムで上村聡史演出により上演され、大きな話題を生んだ『炎 アンサンディ』を含むワジディ・ムワワドの“約束の血4部作”。その第一作目、『岸 リトラル』日本版初演を上村聡史演出にて2018年2月・3月に上演予定。その上演に向け、作品の “進化&深化”をはかる『岸 リトラル』の戯曲リーディング上演が決定。『炎 アンサンディ』に通じる衝撃作でありながら、より強い狂気と魂の叫びを持った戯曲に、本公演に先駆けて演出:上村聡史×出演:岡本健一が挑む。加えて、17年の『炎 アンサンディ』の再演でも印象的な音楽を生み出した国広和毅がこのために新たに作曲、生演奏で参加。新たな衝撃作の誕生の瞬間です。
第一部:リーディング
第二部:ディスカッション 
〔登壇者〕翻訳・藤井慎太郎×演出・上村聡史×音楽・国広和毅×出演・岡本健一

 


戯曲リーディング『岸 リトラル』より




【作】ワジディ・ムワワド
【翻訳】藤井慎太郎
【演出】上村聡史
【音楽・演奏】国広和毅

【出演】岡本健一
【声の出演】大滝寛 栗田桃子 浅野雅博 石橋徹郎 吉野実紗

 

 

 

 

国広和毅によるアコスティックギターの音色が響き渡る

ギターの音色はとても心地よかった

 

そこへ

 

エレキギターを抱え

魂が取り付いたように弾きながら

岡本健一の登場

 

 

 

岡本健一のハイテンションなギターが

現実を・・・

私の今日の全てを弾けさせてくれた

 

のっけから目頭が熱くなった

 

やはり普通のリーディングではなかった

リーディングは紙に書かれたのを読みながら進んでいく

演出も素敵だった。

岡本演ずる父と子のウィルに

あっという間に引き込まれ

あっという間に終演となった

最後もギターとギターのセッションで終わる

岡本はトラム会場をギター弾きながら一回りする

 

岡本健一のライブ。。。のよう

 

金髪や出で立ちといい

ちょっと前のキムタクのようだった

 

 

 

終演後、今度は対談

翻訳・藤井慎太郎×演出・上村聡史×音楽・国広和毅×出演・岡本健一

 

ざっくばらんでチャーミングな岡本健一に

真面目そうな翻訳家、音作りが大変だという音楽家

演出家の話も大事なとこだが本編のイメージは曖昧に話す

炎が『母』なら岸は『父』か。。。愛情と死と。。。幻と

 

ここがヒントなのだろう

というところを

私は見つけられたのだろうか

 

 

 

『岸 リトラル』の本編も見たくなった。

その前にチラシのデザインだなぁ〜。

 

 

帰りがけに少しだけ

三茶の居酒屋で軽く飲みながら

(付き合いで一杯だけビールを飲んでしまった)

担当者と打ち合わせをした。

 

 

ほろ酔いが

重かった足取りを

不思議と軽くしてくれたようだった。

 

 

 

 

照れ照れ照れ