我らがダンゴムシ。
今日も落ち葉を貪るのである。
むしゃむしゃ。
おや、少年がやってきたようだ。
ふむ、砂山を作っているのだな。
むしゃむしゃ。
おお、中々良い山ではないか、とても整っている。
むしゃむしゃ。
なぬ、こちらに向かってくるではないか。
変身!
フハハ、これなら安全。
「あ、ダンゴムシ!」
...!?
ひょいっ
うわっ!
「丸まってる〜っ、そうだ!」
ど、どこへ行くのだ。
砂山...?
「ほいっ」
砂山の頂上!?
まずい、転がってしまう。
ころころ....
ぎゃあああああああ!!
「すごい!転がる!」
また頂上にのせられてしまう・・どうにかできないものか。
ころころ...
うああああああああっ!!
「おもしろい!」
やめろおおおっ!
ころころ...
「もう一回っ」
ぐあああああああっ!?
コンッ
「あれっ!?落ちちゃった、お墓建てないと」
なぜそうなる。
この少年砂の組み立て方は上級なようだな・・
なんて美しい墓なんだ。
ひょいっ
待て、待つんだ。
「砂を被せて・・枝をさして・・完成!」
どうやって出よう・・
「そろそろ帰る時間よ〜」
「はーい」
やっと帰ってくれた。
どうしたものか・・
ダンゴ郎が途方に暮れていた頃。
落ち葉にて。
「おい、ダンゴ郎見なかった?」
「さあ、見てない」
「噂によると亡くなって墓を建てられたらしいぜ」
「マジかよ、、、明日見舞いに行こうか」
"早く助けてくれええ!!"
終。