インスタのフォロワー3万人持っているはなちゃん
ランジェリーモデルである彼女は、もはや一般人ではないのでは??と周りにも言われたようだ
確かにインスタでフォロワー3万人という数字ををみた時に、一般女性という枠ではないように感じてしまった
はなちゃんは一般的なモデルさんではなく 顔を出していないモデルさんなのだ
しかも最初から順調にモデルさんになれたわけでもない
そもそもモデルさんになった動機も はなちゃんにとっては悲しく切ない出来事に私は感じた
それは
彼氏から
「あなたには価値がない」
という一言がきっかけだった
はなちゃんと彼は元々愚痴をこぼしあうことで、お互いにわかり合えている関係でいた
でもある時はなちゃんは 愚痴ばかりこぼす彼を説教してしまったのだ
そして彼との関係がこじれてしまう
時間を置き話し合いをしようと思い彼のもとに行くと
彼から
「あなたには価値がない」と言われたのだ
その言葉をはなちゃんは
「私は女性として価値がない」と受け取ったのだ
今から考えると
「俺のことがわからない あなたには価値がない」という意味だったのだろうと推測できるのだが
その時はなちゃんは
「私に女性としての価値がない」と
受け取ってしまったのだ
そんなときに(DRESSCHANGEメンタルトレーナー)本郷悠里さんにメンタルコーチとしてついていてもらった
ゆりさんからの提案は「花魁の写真館行ってみたら??」だった
元々周りの評価が怖くて写真嫌いだったけれど、実際撮られてみたら
「あたしかわいいのに表に出なくてどうするんだろ」と思ったんだよね
はなちゃんは そこから大きいフォトブックを作るくらい撮られることに夢中になった
関西のフォトスナップに行った時に「君セクシー系だから、ヌードモデルやらない??」と誘われて
はなちゃんは 最初ヌードなんて‼︎と抵抗感があったがその日のうちに清水寺でヌードモデルをやってみた
その後2か月間、ポージングを習ったんだ
習って感じたことは私はヌードモデルではなく
ランジェリーモデルをやりたいなと思ったんだ
しかもね顔を出さないランジェリーモデル
その後
ある展示会で
「顔を出さないから商品として扱えないし、商品モデルとしては顔を出すのがふつうだから」と言われて傷つきとても悔しい思いもした
でもね自分のことを信じて動いてみたら
全国からオファーがもらえるようになったの
知名度があり
顔出ししていないモデルである
はなちゃんがなぜDRESSCHANGEに出ようと思ったの??
はなちゃんはね、モデルでなくてね企画のクリエーターをやっていきたいと思っているんだよね
そもそもモデルさんというと身長が高くて、美人じゃないとなれないイメージがあったが
今はリアルサイズモデルとしてどんな人でもモデルとして活躍できるようになってきた
できないをできるモデルさんになりたい
ダイエットしなければモデルさんになれない
という概念を覆したいと思っている
だからこそ、一般女性が歩く
ランウェイに出ることに意味を感じたんだよね
それとね
顔を出したかった
ブランディングキャラは強くてかっこいいんだけど普段は笑ったり話したりするのも好きだしツンとしている感じがないんだ
笑った顔を見て欲しいと思っている
「友達になりたい、かわいいから仲良くなりたい」と思ってもらいたくてね
周りをふわっと幸せにできる存在になれると思ったんだよね
はなちゃんは、お金とか距離(秋田)のことは
エントリーのハードルにならなかったの??
私OLやりながら、モデルをやっているんだ
モデルの遠征費も ランジェリーを買うお金も
自分で負担することがある
質のいい写真を作りたいと思ったら
お金じゃないんだなと経験から思ったんだよね
自分が伝えたいことが伝わったら あとでお金として返ってくると思った
実際にねドレチェンが始まった頃が金銭的につらい時期だったんだけど私に会いたい人や写真集を発売できてお金として入ってくるようになったんだよね
距離もね
全国各地飛んでいるから そこもハードルにならなかった
DRESSCHANGEに参加して見てどう思った??
一番年下だからお姉さんができてうれしかった
アットホームで嬉しかった
東京のメンバーは 個性が強いからなかなかまとまらず一つにまとまるってなんだろうと考えている
DRESSCHANGEは
「自分が輝ているからすごいでしょ」というステージではないなと思った
「来てくださるお客様がこれからの人生をどう歩いていこうかを考える機会でありシェアである」と思っている
「私にはできない」と思い込んでいる人が「私だってできる」に変えていける企画だと思っているんだ
私ね ブランディング占いで
献身的なドラえもんって出ているんだ
だからのび太君のような人に 道具を出して
「試してみなよ」と言える人になりたいな
文字起こし:早川明奈