コロナウィルス感染拡大防止の為、史上初めて無観客での開催となった大相撲春場所も中日が過ぎました。
幕内・千代丸や幕下以下でも数名の力士から発熱による休場者が出ているようで、まだまだ予断の許さない状況ではあり、また少しは慣れてきたようではありますが、やはり観客のいない館内で歓声、声援のない中での土俵入りや取組にまだやりにくさを感じている力士達もいるようです。
まずは千秋楽まで、無事に開催される事を願うばかりです。
そんな中、休場明けの横綱・白鵬が全勝で優勝争いを引っ張ってくれています。
今まで、あらゆる状況の中、角界の第一人者として勝ち続けてきた白鵬だけにメンタル面での強さは相当なものでしょう。このまましっかりと場所を務めてほしいと思います。
同じく休場明けの横綱・鶴竜は三場所連続の休場明けだけに序盤の成績如何では進退に関わる可能性もありましたが、すでに二敗を喫しているとはいえ、昨日は好調の御嶽海に厳しい相撲を見せていたので、調子は悪くないように思えます。
残りも一番一番、大事に相撲を取って出来れば優勝争いに付いていってほしいところです。
今場所、大関獲りの関脇・朝乃山は昨日負けて二敗となってしまいました。
昇進の目安が十二勝以上と言われているだけに横綱、大関戦を控えてこの星では少し厳しくなってきたのかもしれません。
残り一週間、あと一回負けられるではなく全部勝つつもりで頑張ってほしいです。
大関・貴景勝は早くも三敗。
ここ最近では珍しい星勘定となってしまいました。
どうも膝等の状態が良くないようですが、これまでの疲れが出てきたのでしょうか?
まずは勝ち越し目指して後半は優勝争いを掻き回す存在となってくれればと思います。
とにかく今場所は無事に千秋楽を迎えられるかが何よりも心配ですが、今後も力士達の熱戦に期待しましょう❗️