前回の続きから
病院の診断も終わり、経過観察として
長い通院生活が始まりました。
子宮内膜症に使用される薬は
「ディナゲスト」という薬でした。
当時はまだ後発品が出来上がっていない上に
大変高額な薬でした。
毎回お薬代だけで1万円を超えていた気がします。
そちらを1日2回朝晩飲むというものでした。
代表的な副作用は
不正出血です。
生理のように決まった期間に血が出るわけではなく、
いつ出血が起こるかわからないので
ナプキンを常につけなければならない状況でした。
それも結構面倒で大変でした。
そのほかは私は特に副作用はありませんでした。
倦怠感、微熱、吐き気
なども起こる方もいるみたいです。
それからこのディナゲストを飲みながら二か月に1度通院して
エコーでチョコレート嚢胞の大きさを見ていくという感じです。
それが半年くらい続きましたが
当時私は遊び盛り全盛期。
そして彼氏もできて毎日遊びまわり
寝てない日々が続き薬の飲む時間もバラバラだったり
飲み忘れが多発していました。
そんな中での婦人科でエコーチェック。
先生に
「あら、前回よりもチョコレートが大きくなっているね」
と言われました。
自分のせいですし、
もはやそのチョコレート膿疱の大きさは
手術を受けなければならないほどに
肥大化していたのです。
「あと二か月様子見て次回の検査で手術するかしないか決めましょう。」
そう説明され、病院を後にしました。
そしてその一週間後に
人生で最大の悲劇が起きたのです。
続く
