先日、作業療法士協会の講習会に行ってきました。
内容は、身体イメージの障碍についてでした。
ウチの長男も身体イメージが少しずれているようなので、
興味を持って聴くことができました。
ウチの長男の場合は、基本的に
自分が動かそうと考えている角度より、余分に体を動かしてしまう
という傾向があるように感じます。
例えば、目をつぶって腕をまっすぐ横に伸ばして、
体と90度くらいの角度にするように指示すると
110度くらいにあがってしまうような感じです。
運動会の体操などの動きも、
自分の手足の位置が感覚的にわかりにくいようで
目で見て自分の体の角度を確認しながら動いているような感じです。
そうなると、日常生活でどのような問題が出てくるかというと
ウチの長男の場合は
●ドアの開け閉めが荒っぽく、大きな音をたててしまう
●物の扱いが雑になる(本人はそんなつもりはなくとも周りはそのように見えてしまう)
●足音が大きい(ドタドタ歩く)
●体を壁やものにぶつけやすい、怪我をしやすい
●また、自分がイメージしているよりも、余分に動いたりしてしまうのだから
不器用になってしまうのかもしれないです。
などがあります。
他には、自分は軽く人に触ったつもりでも
相手は叩かれたと感じてしまうほど強くなってしまい
トラブルになる方もいるそうです。
今まで書いてきたことは、感覚的に身体イメージに問題がある場合ですが、
認識的に身体イメージに問題がある場合もあります。
それは、痩せているのに自分は太っていると考えてしまう場合です。
この症状の場合は、拒食症や過食症を引き起こすそうです。
身体イメージについての解釈は、学者さんによってもさまざまで
●視覚・触覚・固有感覚だけでなく、聴覚・臭覚・味覚などすべての身体感覚がイメージの形成に重要である
●無意識の情動や欲望も関係している
●過去の経験と現在の間で常に生成している
●身体の周りの空間を含むため、他人が入りこむことに脅威を感じる対人空間も含む
などと言われています。
いろいろ難しいのですが、
人は自分の身体イメージをつくることによって
まずは自分を理解し、
次に、自分の身体イメージを通して
周りの状況を判断しているのである。
ということらしいです。
だから、身体イメージに問題があると、
周りの状況判断にも問題が出てくる可能性があるかもしれない
そうです。