若い頃付き合っていた人の話。
もう20年以上前の話だけど、正直そんなに好きじゃなかったけど、周りに乗せられて付き合った人がいました。
自衛隊を1ヶ月くらいで辞めた人で、ブサイクで田舎ヤンキーかぶれ、周りの友達は格闘技をやってたりガテン系の人ばかりでした。
1ヶ月しか続かなかったくせに元自衛官だとイキリ、「自分の友達は〇〇」「自分の兄ちゃんは〇〇」「地元の大先輩は某アウトロー系の俳優」(もちろん知り合いでもなんでもない)などが口癖でした。(書いていて非常に恥ずかしいです笑)
そんなだから、きっと自分も同じタイプだと勘違いしていたんでしょうね。
ある日、食事に行った先で駐車場を出る際、食材を納入しているトラックが出口を塞いでいました。
作業中のトラックなのは分かっていたので、急いでるわけでもないし出るまで待てばいいよねって思っていたところ、何を思ったかブサイクがクラクションを鳴らしまくった。
うわ最悪と思い、「すぐ出るだろうからやめなよ」と言ったが聞かず、「客の駐車場に停めるのが悪い」と。
こいつダメだと思い無視していたら、作業中の運転手さんが出てきた。
これまたヤンキー上がりのような方で、一瞬で絶対怒ってるとわかるほどの表情でした。
そこでブサイク、何を勘違いしたのかどかしてくれようとしている運転手さんに向けてクラクションを鳴らしてどん引き。
何してくれてるのよと思ったところで、運転手さんが運転席のところまできて「開けろ、外に出ろ」と。
すっごい最悪、どうするのかと思っていたら、窓開けて「すみません、すみません」と外にも出ずまさかの平謝り。
もう最悪すぎて、私は無関係ですの態度で無視しました。
結局その場はそれで収まり車を出せたのですが、その後も最悪。
「あいつなんで頭下げなかったのよ。謝るのが筋だろ」
とぐちぐちぐちぐちイキリ発言。
散々イキった挙句に平謝りしたくせに、後からぐちぐち謝らなかっただのなんだのってまたイキる。
こんな恥ずかしい人と一緒にいるのなんて絶対無理だし話もしたくない顔も見たくないと思い、少しずつフェードアウトして別れました。
友達は友達、自分は自分。
周りにいる人で自分のことを勘違いする人って、本当に無理。
お付き合いするとなると、知らない人からしたら自分も同類に見られるし、そんなの絶対嫌。
自分自身で勝負せず、周りにいる誰かの自慢ばかりする人には気をつけた方が良いかと。
