7月26日(木)
岩波ホールで上映中の『ゲッベルスと私』を観ました。
ナチスの宣伝大臣「ゲッベルス」の秘書をしていたポムゼルという人の独白と
ナチスの記録映像で構成されるドキュメント映画で、
観たいような目をそむけたくなるようなそんな気持ちでした。
予告編のポムゼルさんの語りは、103歳とは思えない
明瞭で、確かな記憶で、どんな方なのか興味をもちました。
以前、TBSラジオ、萩上チキさんの番組で
彼がアウシュビッツを訪ねたときの様子を
日本人ガイドの案内と、萩上さんの解説で、
実際に目のあたりにしたように感じられ耳を離せなりました。
ナチスの行ったことを、ただ怖い、残虐なことと目を背けていたので、
その時、本当に知らないことが多いことに気づきました。
ということもあって、ポムゼルさんの証言を聞きたい。
そんな気持ちで映画を観てきました。
彼女の表情、声の力強さ
すばらしかったです。
ナチスでは、ユダヤ人だけでなく、
障がい者、性的マイノリティ、ジプシーに対する迫害が行われました。
「生産性」がないという考えのもとに・・・
最近も、自民党の議員さんが性的マイノリティの方に対して
「生産性」の観点から差別発言をされていましたが、
今も、そういう考えを持っている人がいて、公に発言することに驚きます。
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以下は、自分の備忘のため、映画サイトから拝借しました。
終戦から69年の沈黙を破り、
ゲッベルスの秘書が独白する。
若きポムゼルは、第二次世界大戦中、1942 年から終戦までの3年間、ナチスの宣伝大臣ヨーゼフ・ゲッベルスの秘書として働き、近代における最も冷酷な戦争犯罪者のそばにいた人物である。本作は彼女が終戦から69 年の沈黙を破って当時を語った貴重なドキュメントである。“ホロコーストについてはなにも知らなかった”と語るポムゼルの30 時間に及ぶ独白インタビューは、20世紀最大の戦争と全体主義の下で抑圧された人々の人生を浮き彫りにする。
彼女のあらゆる表情と証言は、ナチスの時代を甦らせる。
いくつもの高精度カメラは、ポムゼルの深く刻まれた顔の皺や表情だけではなく、瞳の奥に宿す記憶をも鮮明にとらえる。幼少の頃の父親の思い出、初めて出来た恋人の話、ユダヤ人の友人の面影、そして“紳士”ゲッベルスについて、103歳とは思えぬ記憶力でカメラに語りかける。“いわれたことをタイプしていただけ”と語りながらも、時折、表情を強張らせて慎重に言葉を選ぶポムゼル。それは、ハンナ・アーレントにおける“悪の凡庸さ”をふたたび想起させる。
世界初公開のアーカイヴ映像が
戦争の真実を明るみにする。
本作品には、当時、世界各国で製作された様々なアーカイヴ映像が数多く挿入される。ナチスを滑稽に描くアメリカ軍製作のプロパガンダ映画、ヒトラーを揶揄する人々を捉えたポーランドの映像、ゲッベルスがムッソリーニとヴァカンスを楽しむプライベート映像、そして戦後、ナチスのモニュメントを破壊する人々やホロコーストの実態を記録した映像。それらは、戦争という人間の愚行はいつでも繰り返されることを語り、戦争の続く今日に警鐘を鳴らしている。
プロフィール
ブルンヒルデ・ポムゼル
1911年1月11日ベルリン生まれ。1942年から1945年までゲッベルスの秘書として働く。1945年、第二次世界大戦終戦後、ソヴィエト軍に捕らえられ1950年までの5年間、強制収容所に抑留される。1950年に解放され、1971年の定年退職までドイツ公共放送連盟ARDで働く。2017年1月27日、
ヨーゼフ・ゲッベルス
1897年10月29日生まれ。国民社会主義ドイツ労働者党(ナチス)・国民啓蒙・宣伝大臣としてプロパガンダを管轄し、大衆をナチス支持へと扇動した。1945年5月1日、第二次世界大戦終戦間際、ヒトラーの自殺を追って、総統地下壕で家族とともに自殺する。