やさしさに包まれて

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この数か月、「いいね」をしようとすると

ログイン画面になって、

自分のIDもパスワードも忘れていて(^_^;)

やめるにもやめられない状態でしたが・・・

 

今日、突然「いいね」ができたので

またしばらく続けることに(笑)


 

この映画を観たのは、11月15日(木)

 

自らの死期を悟った父が、ガンジス河の畔の聖地バラナシに行くと宣言して

家族の反対を押し、決行。

仕方なく、息子が付き添うことに。

そこは、安らかな死を求める人々が暮らす施設「解脱の家」

そこで暮らす人たちとの語らいや別れ

旅立つ者、見送る者の両方の感情の揺れと覚悟

 

こういう意思のある最期を選べることと

ガンジスの畔にある「解脱の家」のロケーションもすばらしい。

 

自分の死期を悟る・・・とか

「解脱」・・・ということが、どういうことなのか?

まだ理解できないことが多いですが、

 

 

 

4月に、母が、ある癌の4期を宣告され

(毎月、その主治医の健診を受けていたのに、4期?と驚きましたが

見つけにくい癌なので、仕方ないのかも)

 

まだ、その頃はよく食べ、手押し車で歩いたり、

デイサービスの行事を楽しんでいたので

余命3カ月は信じられませんでした。

 

主治医の紹介で、ホスピスに入院しました。

本人も家族も、最期まで、ホスピスでお世話になる覚悟でしたが、

高齢で、症状が安定しているということで、(待機者が多いらしい)

退院してほしいと、8月に療養型の病院に、転院。

 

転院した病院が、ホスピスの待遇と違うので、

しばらくは面白く愚痴っていました。

「ふとんが、羽毛ぶとんから、ポリエステルになった。」とか

「寝巻が、病院着になった。」

「看護師さんが厚化粧(笑)」とか・・・

 

11月の誕生日までは無理かも」と担当医に言われ、

11月には、みんなでお別れみたいな挨拶をしたりしましたが・・・

無事、90歳の誕生日も迎えることができました。

 

 

そして、12月

いろんな症状が出ているので

厳しい状態には変わりはありませんと言われますが、

幸いにも痛みどめの張り薬が効いていて

おだやかに過ごせています。

 

母と、好きな相撲や、野球、フュギュアの話や

昔話をして笑っていると

以前のように「いつお迎えがきてもいい」

なんて言わなくなって、

また来てねと握手をして別れます。

 

 

そんなときに、この映画を観て、

「死期を悟る」ことのできる人って、

すごい人だな・・・と思います

 

幸せな最後の迎え方が、テーマで、

ガンジス河の畔には連れて行けないけど、

 

ベッドサイドで昔話をしながら

最期を迎えるのも・・・幸せかな?