2019年になりました

平成最後のお正月がすぎて、もう2月になってしまいますね

今年もぼつぼつ更新しようと思っていますが

前回の久しぶりの更新からまた早半年が経ってしまいました(;^_^A

今年はもう少しまめに更新できたらいいな~っと考えております

 

とりあえず、夫の癌についてですが、

肝臓の転移癌が抗がん剤治療の結果、ほとんどの検査で見つからなくなってしまったため

私たちは抗がん剤をやめたいと申し出ました

副作用で手足のしびれがひどく日常生活に支障がでていたからです

 

主治医には、「今の医学では抗がん剤だけで癌が治ることはない、ということになっていて、

抗がん剤をやめるなら手術をするしかない」と言われました。

私たちは、ほとんどないなら経過観察、再び癌が大きくなっていたらそこで手術をしたい、

と思っていたのですが、最終的に

「方針に合わないなら、あなた方の方針に合うドクターを見つけては?」

と言われました

 

今の医学界の常識ではそうならざる得ないのはわかっていましたが、

そこの病院で大腸切除より困難な肝臓切除をするのは怖い、

というのが夫婦の一致した意見でした

 

で、あちらから「セカンドオピニオン」という言葉が出たとき、渡りに船だと、すぐに癌センターへセカンドオピニオンを受けに伺いました

 

癌センターは癌に特化しているし建物や設備が新しいので、大変システマティックで、

待ち時間が少ないし、待っている間もゆったりとした空間でくつろげました

 

なにより、ドクターのスキルが高そうだったので、結局肝臓の切除手術をすることにしました

 

セカンドオピニオンで最初に担当してくださった大腸の先生は「経過観察もアリだと思います」と言ってくださったのですが

その後担当が変わった肝臓専門のドクターには、

「一般的には手術ですね。ぼくなら一緒に取りました」と言われました

大腸と肝臓が一緒に切除できるのか?と疑問でしたが、

とにかくスキルは高そうな感じでしたので、

 

「もう四の五の言ってないで切っちゃえばいいじゃん。そしたら、もう心配しなくてもいいんだから」とその場で夫に言い放ち、

私の一存で(笑)手術が決まりました

もちろん、帰りの道々説得をして、本人も納得しました

 

次の診察の際、ドクターは何気に「腹腔鏡下でやります」と切り出しました

「患者様の負担が少ないので」と。。。

「でも。リスクは高いですよね~?」と私

「ええまあ」と、ドクター言いよどむ

「でも、万が一の時には開腹に切り替えますから」

「あー、そーですね。万が一の時にはね」

そんな会話をして手術手続きは事務方、検査もサクサクと終わりあっと今に

入院&手術の運びとなりました

 

手術当日、5~6時間と言われていた手術は結局7時間かかりました

手術後、ドクターが手術の説明をしに来てくださったときに、完全に牛レバーにしか見えない肝臓が上手にスライスされていたものを見せてくださいました

そこには数ミリの石灰化した真っ白な癌の残骸と「もしかしたらここにあるかもしれません」と

8ミリ程度の白い透明な細胞?がありました

癌が見つかったとき脂肪肝と言われていたのに、肝臓はとってもキレイでした

「先生、脂肪肝は治っていたのでしょうか?」と聞くと

「はい。これはもう脂肪肝ではないですね」とドクターが答えました

 

「鉗子を入れる所の手前の部分はすんなり取れたんですが向こう側のがなかなか取れなくて時間がかかりました」と7時間の格闘を物語るようにすっかりやつれたお顔とぼさぼさになった髪型の先生が申し訳なさそうに言いました

「いえいえ、キレイに取っていただいてこれでスッキリしました。ありがとうございました。」

とお礼を言いました

 

出血量も多かったと言うし、長くかかったということは、

やはりそれなりの難しさがあったのだろうと思います

正直、保険適用になって間もない肝臓の腹腔鏡下手術の実績を上げたくて、少し難しいなと思いつつも腹腔鏡下を勧められたのは感じていました。

でも「私たちの少しの我慢がドクターの技術の向上につながるならいいんじゃないかな~」

なんて考えたのも事実です

 

それでも。ドレーンの位置が肋間神経に障る場所だったらしく、入院中2日ほど悶絶し、

その後も3週間ほどは事あるごとに「あいたたたたた!!」と叫ぶ夫は気の毒でした

術後1か月も近くなって、

もーそろそろ治ってるでしょう?というのにいつまでも痛がっているので

「やっぱり腹腔鏡下手術はリスク高いんだよね。3週間から1か月半くらいで肝機能が低下して亡くなってしまう事故って多いのよ。」と伝えました

すると、その日からピタっと痛がることがなくなりました

 

痛みは、脳が作り出している

ということもあるようで、強い痛みは脳が記憶してしまい、ある動作をすると実際に神経に触れなくなっていても、脳が勝手に痛がってしまう、いう話を聞いて、「死ぬのはイヤだ」という想いを利用して、夫の脳の記憶を修正してみたのですが、うまくいったようです

 

その後、摘出した肝臓の癌の有無を調べた結果を聞きに行きました

「やはりここにすこーしありました」とドクターは一番怪しいと言っていた場所を指さしておっしゃっていました

 

病院からの帰り道、「アレさ、ほんとはなかったんじゃねえの?(笑)」と夫は言っていました

私も、「まあ全部なかったって言ったら怒る人もいるよね。なかったのに無駄に肝臓とって!とか言うよね。

でもさ、あってもなくても結局手術しなければ終わらなかったんだからよかったじゃない」

 

結果良ければすべてよし

1年と3か月、私たちのS状結腸癌ステージ4との戦いは、ひとまず私たちの勝利!

ということとなりました

 

しばらくは経過観察のための通院は続きます