パグプーゆうき&ままのDiary -241ページ目

キクちゃん

2週間前の週末、お正月帰省のあと

またもや九州withゆうきでした。



私を育ててくれた祖母キクちゃんの13回忌。

法事の間は快晴、ゆうきもおりこうさんに

参列してくれました。



きくちゃんは明治生まれのAB型(それもRH-)、

かなり破天荒なお嬢様だったらしく、自分の道を

自分で決め、結婚も恋愛結婚、当時の新天地

満州で新婚生活を送り、戦争で祖父と死別し、

あとは子連れ再婚。これもまた恋愛結婚。


そして、看護婦として、私が生まれるまでバリバリの

キャリアウーマンでした。剣道が大好きで、政治や

経済、英語をよく勉強していた祖母。

タンポポやバラの花が大好きだったキクちゃん。



私は高校で留学するまで、この祖母に育てられました。

いつも私の傍で見守っていてくれた祖母。



実は消化器官系があまり強くない私は、消化不良で

夜中に吐き気に襲われて、よくお手洗いにこっそり

こもって、嘔吐。

両親は仕事で疲れてるから、手を煩わせまいと

思ってなのか、とにかく言えなかった。

でも、キクちゃんは必ずと言っていいほど

気がついたら後ろで私の背中をさすってくれていた。



何も言わず、ただ、ただ、いつも傍にいてくれて、

いてくれるのが当たり前だった。

とても大切な存在。



なのに何も孝行できなかった、それくらい突然、

天国へ行ってしまいました。

後悔が死ぬ程押し寄せてきて、

今でも「いっぱいありがとう」

「いっぱいごめんなさい」

が自分の中からあふれてます。



そして、その死を通して私に

本当の「別れ」を教えてくれた存在でした。



亡くなってから、

たった一度だけ夢に出てきたキクちゃん。

約7年前に、10年間近く腐れ縁の当時のお付き合い

していた方に「あの子と別れてください」って壁の向こうで、

元彼に頭を下げてたキクちゃん。(自分がなさけなかった)

その夢から目が覚めた瞬間、インターホンが鳴って、

その元彼が戻ってきてた。

(それまで、はっきりさせられなかった関係をその日に

明確にしましたが・・・・。)



心配ばかりかけてるね、ごめんなさい。



未だ結婚していないのもごめんなさいだし。

葬儀の際に、花嫁姿のクリッピングが山のように出てきた。

親不孝ばっかりしてる自分を責めるしかなかった。



未だにパートナーに巡り合えない状態で、

本当にごめんなさい。


でも、それ以外はかなり頑張って来たんだけど。

キクちゃん、「わたしが育てた子だよ」って、天国で

自慢させてあげたいってそれだけの思いで。


いま、あなたのためにできることは一生懸命生きることだって

信じて、これからもがんばるから。


もし何か1つ願いがかなうなら、キクちゃんに伝えたい。

「ありがとう、いっぱい愛してくれてありがとう」って。


神様は残酷ですね。生きてる間、一度も素直に言えなかった。

タイムマシーンにのってキクちゃんを抱き締めに行きたい。


あいしてるよ、おばあちゃん。

あいたいよ、おばあちゃん。(表現すると、三流だ。)


実は未だに消化できないのか、キクちゃんのことを

思っては泣いちゃってる自分が・・・・なさけない。


そんな13回忌、終わってから2時間もしないうちに

雪がすごい状態で降り始め、あっという間に5センチは

積もっちゃったかな?


まま、これなんですか????



甥っ子、姪っ子(9歳、7歳、4歳)3兄弟とゆうきを引き連れ、

雪の中、雪だるま作って雪合戦して、

楽しかったね。しかし、こんなアラフォー、違うかジャスフォーで

いいのだろうか・・・・?



やっぱり、ことしも縁遠いかしら?

お仕事人としては、頑張ろう、しかしすでに2月だ・・・・・。


-ゆきだー -ゆきってちべたい
ちべたいですーう。