本日は雪組大劇場公演の感想を少し。
『ボー・ブランメル~美しすぎた男~』
ワイルドホーンさんの楽曲は、どれも耳馴染みが良く、壮大でありつつ宝塚歌劇に合う。
ストーリーはネットで調べた範囲のボーブランメル像とは違くて少し戸惑いましたが、宝塚らしく恋愛ものになっていて、これはこれでまあ良かったのかなと。
朝美さんは「美しすぎた男」というタイトルが本当に似合いますね
夢白あやちゃんハリエットと美男美女と口々に言われて、うんうん、そーね
暗い過去を背負っていて、皮肉屋で、こだわりが強くて自分に大層自信があってと、文字だけにするとかなり性格が悪そうな人物を魅力的に演じるって難しいと思うのですが、朝美さんは美しさだけではなく、揺るがない美学や、不躾な言葉を人を惹きつける個性に魅せていたと思います
これからどんどん進化されるんだろうなとも
夢白あやちゃんは美しさに磨きがかかって
寵愛を受けるに相応しい(でも、プリンスはブランメルの方がより好きに思えました
)妖艶さと純粋な乙女さとバランスが絶妙でした

王太子の瀬央ゆりあさんはその立場が相応しい容姿
なのに散々こけにされちゃうのがね。せおっちの人の良さが滲み出ていました

その他、
華純沙那ちゃん演じるデボンシァ公爵夫人が強別格娘2的で、意地悪さと切なさを上手く表現されていて、存在感がありました。音彩唯ちゃんは次期トップ娘役なのに強くて怖いお役‥見事に迫力満点でした。
杏野このみさん演じるヤーマス夫人ならぬザーマス夫人。とても美人さんなのに、関西人だからなのか、なんだか笑いの方向になりがちですね。狩の場面が毎回ツボです💕
ボーの子供時代の愛陽みちちゃんは希望のない表情が秀逸👏
最後の朝美さんの登場場面は、「グランド・ホテル」のラストシーンを思い出しました🌹そういえば、そちらも生田先生が演出されていましたね。
今後少し変化しような予感なので、また変化を感じたら追記します