父が去年の暮れに亡くなりました。
施設でコロナ感染し
88歳で生涯を終えました。
10月に米寿を迎えささやかに
施設でお祝いし
とても元気でまだまだ90歳まで
頑張れるなぁなんて言って
安心していました。
11月までは面会も月2回まで出来て
久しぶりに会えて痩せてはいたけど
思ってたより元気そうでよかった〜
なんて言って
また来るね〜なんて言って
あっさり別れたのが最後でした。
その後施設で陽性者が出て父も感染し
入院して11日目に亡くなりました。
私は、情けないことに
父に面会するのが怖くて
会いに行くことが出来ませんでした。
私がもし感染したら職場にも家族にも
迷惑がかかるし仕事も休めないし
きっとまた元気になって帰ってくるはずと信じ
このまま父が死ぬなんて
考えたくありませんでした。
それなのにどんどん弱っていく
父の様子を聞いても中々面会の決断が出来ず
ずっと迷って悩んでいました。
そしてやっと10日たち隔離解除になり
感染のリスクが減って
やっと面会しようと決めて
病院に向かいました。
でも父はすでに意識はなく
私が病院に到着と同時に逝ってしまいました。
主治医の先生が
お父さん待ってはったんやわ、
娘さんが着いて安心して息引き取りはったんやね。
と言って下さいました。
私は完全防御の装備で
マスクの中がぐちゃぐちゃになりながら
嗚咽して泣いてしまいました。
お父さんごめん、勇気が湧かなくて。
少しでも意識のある時に
面会に来ることが出来なくてごめんなさい。
でもね、思ったんです。
お父さんは最後、苦しまず安らかに
眠るように息を引き取ったので
これでよかったんだと。
もしまた復活して元のように
施設に戻って生活出来ても
お父さんは本当に幸せかなのかなぁと
これでやっと旅立つことが出来て
天寿を全うしたんだと
私はそう自分に言い聞かせて納得しました。
ありがとうお父さん。
今までたくさん助けてくれてありがとう。
葬儀も通常火葬をすることができて
通夜と告別式で見送ることができました。
そして
この後また我が家に波乱がやってくるのでした。
