僕が福祉の仕事を辞めて、自由経済の社会に戻った理由については何度か述べたかもしれない。
それは一言でいうと、福祉の皆さんが散々に叩く、資本主義市場の方がよっぽど健全だからだ。
クローズアップ現代「貧困狙う“闇の病院”」で言い足りなかったこと
http://blogs.yahoo.co.jp/kqsmr859/30172816.htmlこの話は、池袋メトロポリタン口徒歩30秒のメンタルクリニックのことを聞いてる感じがした。
別に、非難する気はない。
ホームレスや社会的保障から外れた、世の中の最底辺に生きる人たちをターゲットにした、という時点で、目の付け所はむしろいいと思う。
患者の生活保護さえ適用されればとりっぱぐれはないし、患者本人にも医療費を自分で支払っている自覚が生まれない。
こんなにおいしいターゲットもない。
問題があるとしたら、この、本来は誇るべきビジネスとしての成功事例を社会に対しておおっぴらにアナウンスできないことだろう。
そんなことしたら、関係各所がおだやかでなくなってしまう。
ただ、こうした生活保護費を狙ったビジネスは、医療や福祉の業界では周知の事実になっている。
それも、資本主義から放り出され、社会の最底辺で苦しむ路上生活者を率先して保護している、という大義名分までついてくる。
問題だ。
(個人的には、そうした医療機関や施設から給料をもらって生活している福祉職も、僕は同罪だと思っている。明日にでも、失職してもらったほうが、まじめに働く市民のためだとすら考えているとも書いておく。)
現場でどんなに純粋な行為が行われようと、その根本が間違っているのなら、それは悪事を助長しているに過ぎない。
どんなに知識を得て、現場を見ても、やっぱり僕は生活保護は理解できない。
生活保護受給者がどんな風に考えているのか、ある人は自分のことを「国家公務員だ」と言い切った。
ある人は、「私のお金をどうつかっても自由でしょう」という。
ある人は、保護費で毎朝マックで朝食を食べて、しまいには健康を害して医者にかかっている。
ある人は、保護費で風俗に。パチンコに。キャバクラに。競馬に。
ある人は、病院代を今でも無料だと思っている。
保護費で海外旅行に行った事例も目の前で見た。しかも団体で。
正直、福祉職時代の僕の給与よりも、生活保護世帯の保護費の方が高い。
それが全てではない。
けれども、おかしい。
本来であれば、資本主義を補完する立場にあった福祉。
必要かもしれないが、無い方が健全な存在だ。
それが今ほど力をつけてしまった時点で、バランスがもうおかしくなっている気がする。
おかしいものであっても、つぶそうとしても、意味がない。
そうではなくて、真面目に働いて生活しようとしている人こそ、もっと幸せになっていい。
正しい努力をした人が、報われる社会のほうが魅力的だ。