CINEMA BOLLER

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ぬるい映画オタクのぬるい映画感想。

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実を言うと、アベンジャーズの中でマイティ・ソーだけはあんまり好きじゃなかった。
なんでお前だけ北欧神話なんだよ。というのが理由だったが、要するにこいつだけ、ちょっと他のメンツから浮いてんじゃないかと思ってたのだ。
だから僕は前二作のDVDを持っていないし、期待値が上がる予告編を見た後も、まだ半信半疑だった。

今こそ猛省しよう。

なんじゃこら、めっちゃおもろいやんけ!!

間違えて「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の新作を観に来たのかと勘違いしてしまうくらいの軽快なスペース・アドベンチャーの傑作だった!
シビル・ウォー不参加組のソーとハルクが大暴れ。キャプテン・アメリカとアイアンマンが殴り合いの大ゲンカしていた時、こいつらは何処で何をしていたのか?というお話し。
シビル・ウォーをシリアスに振った分、その振り幅を強引に押し戻すかのごとく、爽快な娯楽作となった。いやあ最高!

今までのソーは、なんだかんだ言ってアベンジャーズの一員というよりは、助っ人という立ち位置で、あくまで神様という人類からは一線を画した存在のように感じられたが、今作で完全に『ヒーロー』として覚醒したと思う。

あああ早くDVD買ってこよう!
サブタイトルはアメリカをはめた男だが、どちらかと言うとアメリカにはめられた男と言った方がしっくりくる。

前情報および予告から僕が勝手に想像したのは、「キャチ・ミー・イフ・ユー・キャン」的な映画だったが、まあだいたいそんな感じだった。

テンポ良く進むし、状況に翻弄されるトムという珍しいトム・クルーズが見れるのも面白い。

伝記物はあんま好きじゃない僕でも見に行ったのは、主演がトムなのと詐欺師モノが好きだからだけど、この映画詐欺師モノかと言うとそうでもない。ただそれなりに面白かった。
このシリーズは北野映画としては、かなりエンタメ方向に振った作品群だったが最終章という事で若干、作風がいつもの感じに戻った。

監督本人も言っていたが、大友の生き様にはサラリーマンの悲哀のようなものを感じる。

このシリーズ、北野映画に苦手意識を持っている僕でも積極的に劇場に足を運ぶほど楽しみにしていたんだけど、この三作目、つまらんわけではない。ないんだけど、やっぱり『顔』の映画としては前二作に比べると弱いと言わざるを得ない。
加瀬亮、中野英雄、小日向文世ら強烈なキャラは全員、前作で死んじゃったからなあ。
特に小日向さんは絶対にこの映画に必要だと思う。

ピエールは良かった。