コロナウィルスの感染拡大により、にわかに導入されたのがテレワークです。
私も緊急事態宣言以降、週3ペースでテレワークを実施してきましたが、宣言解除後も極力テレワークを継続することになっています。
ある企業の調査では、4月中旬の正社員のテレワーク実施率が全国平均で27.9%、東京都に限れば49.1%まで拡大したとのことです。
日本企業では、一部のIT企業などを除き、これまでテレワークは導入が遅れていました。
テレワークのメリットは、通勤時間が省けること、感染リスクを軽減できること、家族との時間を増やすことができることなどがあげられます。
一方で、上司から部下の働きぶりが見えないことで人事評価が難しくなることや、コミュニケーション不足になること、運動不足になることなどのデメリットも指摘されています。
個人的にやってみた感想としては、予想以上に支障なく仕事ができるということです。
例えば、幹部との打ち合わせも、対面ではなく、WEB会議や電話会議で済ますことができるようになりました。
紙の削減というメリットだけでなく、対面だとダラダラと続いていた議論が簡潔になったような気がします。
何より、特に東京では、満員電車のストレスから解放されることは大きいと思います。
また、家にいる時間が増えたことで、子供の勉強を見る時間が増えたことや、食事を作るようになったことなど、楽しみも増えたと思います。
もちろん、いろいろと小さなことで言い争いになることもあるのですが・・・。
テレワークによって、格段に会合の機会が減りました。かなりの時間とお金を割いていたことに気づきました。
もちろん心配な点もあります。社員教育をどうやって進めていくか、テレワーク下での人材育成は悩ましい限りです。
方向性としては、ますますITリテラシーの高い即戦力の人材が求められるようになると思います。
また、社員の一体感の醸成、場作りも課題です。オンライン飲み会なども積極的にやっていますが、人によっては「家飲みははちょっと・・・家族もいますし・・・」という方もいます。
日本全体にテレワークを導入して行くには、中小企業でのシステム環境の整備が急務です。政府でも補助金を出しているようですが。
また、大企業でも「ハンコ文化」が根強く残っています。上司がチェックした証跡を残すことは、内部統制上重要ですが、システムによらずハンコを押さなくてはいけないはずはありません。
取引先がハンコを要求してくるという場合もあると思います。
特に、ハンコ文化が残っているのが銀行です。銀行が非常に保守的なので、率先して電子化を進める必要があります。
最後に、これが一番大事なことですが、家族との良好な関係でなければ、テレワークは難しいと思います。