現在取り組んでいる平成アイバニーズの昭和MC改造は、現在塗装工程に入っておりますが、折からの梅雨空で作業停滞気味ですあせる

代わって、最近めっきり新作が滞っているプライベートカスタムの作業をはじめましたひらめき電球

3年ほど前にヤフオクで落札した物ですが、ヤマハ製TEJと言える「RTS102」になりますベル

はっきり言って不人気モデルですが、おかげで手頃な値段で落札できました。

布袋さんのファンは、これはTEJじゃないと言うかも知れませんけどね。

私もTEJには全然興味がなく、過去記事にもありますようにTEJタイプは全てトラッドなテレ風に改造してしまいます。

もちろん今回もそうするつもりですパー

 

まずボディーの塗装を剥すところからスタートするのはいつも通りで…

シンクロはそのまま生かしますが、コントロール裏仕込みの部分はくり抜いて普通のテレのコントロールパネルを設置します。

ここを貫通させたらテレのピックガードも装備します。

ちょっとピンボケしてしまいましたあせる

 

問題はこのモデルのネックで、トラッドなテレにするには、ヘッドがアングルドヘッドだしコンコルドヘッドもNGです。交換するしかないですが、厄介なのは、22フレット仕様なのにネックエンドは「ツバ出し」になっていません目

普通のテレブリッジであれば、スケールの調整はブリッジを移動させることで可能ですが、シンクロ搭載となるとブリッジの移動はできません。同じツバ無し22フレットネックを探すしかありません。

これはヤマハのオリジナルモデルに多い仕様なので、同じようなツバ無し22フレットで、ヘッドをテレ風に整形できるヤマハのネックを入手するのに長期間要しました滝汗

ヤマハオリジナルモデルのネックで、材はマホガニーです。

ようやくこのネックを入手したものの、ネックエンドはストラトのように曲線になっていますひらめき電球

テレのピックガードをこのネックに合わせて整形します。

ストラト用ピックガードを重ねて、はみ出る部分を削ってネックエンド形状に適合させます。

 

それが済んだらネックの塗装を剥し、ヘッドにテレのテンプレートを当ててラインを引き、整形作業に入ります。

ギリギリですが、ほぼ完全なテレヘッドに整形可能ですねキラキラ

ノコで大雑把にカットしてから

曲面カンナで整形し

サンドペーパーで仕上げますダッシュ

まあ、過去無数に紹介している作業ですね音譜

MIYABIさんのおかげで、シンクロ搭載テレには需要があると見ましたウインクひらめき電球