完成品の画像です
全てがストックパーツの組み合わせですが、その組み付けや各パーツのフィッティングには細心の注意を払っています。
サーキットは見た目4シングルですが、通常はホワイトの3PUが基本のストラトで、ミニスイッチをONにするとリアピックアップにブラックのエキストラPU(逆磁極)がシリーズ接続され、疑似ハムバッカーとして機能するSSH仕様に変身します。
塗装はいつも通り、シーラー層を完全に除去した上でオールラッカーリフィニッシュしてあります。
オリジナルFENDERにおいても70年代以降は下塗りにポリシーラーを使っていますが、オールラッカーにしておけば、50~60年代のヴィンテージのように塗膜の剥がれた部分から直で木地に達し、汚れた部分の風合いも表現できます。
元がポリでサンバースト塗装された物の上からラッカーを重ねた物ではなく、下地のサンバーストもオールラッカーで仕上げているため、塗膜の薄さも一目瞭然です。
重量も3440gと、重すぎず、軽すぎず、持った感じのバランスも申し分ありません