今日は、昨日降り出した雨が降りやまず、一日中家の中で過ごしました
ここで一気にオーダー品を仕上げようと思いましたが・・・疲労が蓄積していて、6時に猫にご飯をあげて二度寝してしまい、結局10時に起きました
残すは電装系の作業のみ (最終的なセットアップはありますけど)
MUSICMANピックアップを1つ追加して2基に
元々付いていた物は4芯タイプで、追加した物は5芯タイプ
4芯の方は片側のコイルのCOLDとアースが兼用になっているだけで基本同じですが、赤・白・緑・黒・(裸線)のそれぞれの正体が不明なのでテスターで確認します。
この2つのピックアップは、4芯と5芯なので異なるメーカーの物だと思われますが、ワイヤーの色の中身は同じで、直流抵抗値もほぼ同じでした
このベースはESPの廉価ブランドEDWARDSの製品ですが、ボリュームPOTには「ESP」の刻印があります
しかし、元は1ピックアップモデルで1ボリューム・1トーンだったもに、ダミーとして1つ無配線で搭載されていたのですが、そのPOTはAカーブの物でした。
せっかく純正品が余分に搭載されているのですから、これをそのまま増設したピックアップのボリュームに転用します
通常ボリュームにはBカーブ、トーンにはAカーブの物が使われますが、私はベースの場合、ボリューム奏法をやる人もいないと思うので、むしろ音量変化が緩やかで微調整のしやすいAカーブの方がベースには向いていると思っています。
2PU化はしましたが、ジャズべのようにボリュームミックスの機能だけでピックアップセレクターは装備しません。
そのかわり、各ピックアップにシリーズ⇔パラレルの切り替えスイッチを装備します。
まずはフロントPUを配線
シリーズ⇔パラレル切り替えスイッチの場合、4芯全てのワイヤーを異なる端子に繋げる必要があり、コイルタップスイッチやフェイズスイッチよりも複雑で細かい作業になります
老眼にはキツい作業ですが、間違うと正常に機能しないのでルーペを使って慎重にハンダ作業します。
つづいてリアPUも配線
ここで難題発生 ‼
生産性を優先した設計の場合、ストラトのようにコントロール系は一ヵ所に集中配置すべきですが、操作性を優先するとレスポールのようにセレクターを手元に持ってくる場合もあります。
今回はボリューム2つを4弦側に、トーンとスイッチを1弦側に配置したので、ピックアップから出た信号をまずスイッチに送り(黒くて太い線)、それからボリュームPOTに送り(緑と赤)、再び戻ってトーンに送っています(白)(※細い黒はPOT間アース線)。元の1ピックアップからはワイヤーの束がいっきに太くなり、配線用の溝に入りきれません
ただでさえ狭い溝にスパークルフィニッシュによる分厚い塗料がベットリとのっており、さらに狭くなってます
こまった!!
塗装や配線を終えた状態であらためてトリマーで溝を拡張する訳にもいかないので、手作業で溝を拡張します
この時点で『本日完成』は断念
これで何とか入るようになりました
ネックもほぼ仕上がっているので、あとは合体させてセットアップをし、細部を詰めれば完成です
※先日の記事で、深夜の投稿だったせいか「玄関」が「弦間」と誤変換されてるのも気づかないくらい疲れていました
まぁブログの趣旨から言って、「弦間ピッチ」について何度も言及していたはずですしね