明日(もう今日)の関東地方は台風の影響を受けて風雨が強まりそうですが、やはり朝から空き家のリノベーション工事に出かけますDASH!

個人プロジェクトは横に置いておいて、持ち込みオーダー品のみ深夜まで作業をしている状態ですパー

べっ甲柄でワンオフ製作したピックガードは完成しましたキラキラ

画像では、なぜかオリジナルのパール柄より随分大きく見えますが、目の錯覚です目

Mタイプ×2PU化と、コントロールの配置と内容を変更し…

トップ側の形状を若干拡張しています。

オリジナルは、なぜかフィンガーボードのつば出し部分の下は指板エンドの形状に合わせて四角に切り欠いてありました。

私の物はネックエンドの形状に精確に合わせてあります。

また、カッタウェイ部分を伸ばしたのは、各ピックアップにシリーズ⇔パラレル切り替え用のミニスイッチを追加装備するためです。

 

計3種類の型紙を製作、依頼主に提案し、決定した第2案を元に製作したので時間はかかりましたが、充分に納得していただけることが何より重要ですウインク

 

ピックガードが完成したところで、ボディーに新たな2ピックアップ分のキャビティーを切削します。

今回はトリマーを使いました

カバーを入れてフィットするまで微調整を繰り返します。

それから、トーンノブとミニスイッチ2個が収まることになる1弦側カ

ッタウェイ部分も拡張します。

 

ここで、空き家のリノベーション工事の目的を明かしておこうと思いますパー

 

自宅を離れて本格的なギター工房を建設する準備を・・・

ということではなく…

実はこの春から私は、元同僚の先生と共に、不登校児童のためのフリースクールを設立する準備を進めてきました。

日本の教育制度は久しく以前から制度疲労を起こしていて、様々な問題が噴出し、もはや学習指導要領の手直し程度のことでは何も解決できないと言われてきました。

そこに今回のコロナ事態が加わり、さらに居場所を失ったたくさんの子どもたちが…

こういった状況の中では、いくら長い教職経験があっても、既存制度の中にあっては手も足も出ません。

それで、「いくらでも改築してかまわない」という物件を見出したものの、入った瞬間からカビの臭いしかしない幽霊屋敷のような一軒家で、想像をはるかに超える工事を強いられていますチューあせる

    天井はもとより、壁という壁、床という床も剥がし

現状、まだ構想の半分も完成していませんが、すでに数名の入校希望者を得て見切り発進していますDASH!

建物はむろん、プログラム内容も子どもたちと一緒に作り上げていくという冒険です滝汗

 

           これは建物の左側半分

内装工事は同僚の先生に任せ、広い庭に新しい基礎を築きます

        重量ブロックを5×5の計25個

自分たちの学校なので、子どもたちにも「児童労働」をしてもらいます爆  笑 ※保護者の許可を得て掲載しています

天気の良い日は勉強やお弁当など、多目的に使える広いウッドデッキを設置します音譜

中央には大きな栗の木があって、無数の栗を収穫できましたポーン

             これは極々一部

この大きな栗の木には、ツリーハウスを設置する予定です音譜

作業の合間、お昼ゴハンにカレーなんぞ作ってますカレー

奥には仮に机の引き出しを重ねた駄菓子コーナーがありますひらめき電球

我々の時代は、学校の門の脇には必ず「文房具屋兼駄菓子屋」みたいなものがあって、放課後には寄って帰ったものですが、なぜか近年の学校文化の中ではそんなことは許されませんチーン

それで、我々のフリースクールでは(内部において)、昭和の学校文化を疑似体験してもらいます音譜

タダではありません。10円くらいですが、自分のお小遣いで買ってもらいますてへぺろ

先日、本格的な屋台形状の駄菓子コーナーを作り始めましたポーン

当然指導のもとですが、ありとあらゆる電動工具も使いこなせるようになってもらいますグー

当ブログでおなじみの「ギター少年」も、このフリースクールでは生徒兼リーダーとして活躍してもらいますDASH!

秋になり、大量のドングリや木の葉が屋根に降り注ぐので、屋根の上も清掃してもらいます。

普通の学校では、少しでも危険があると判断すると、何もやらせません。なので何もできない人間になってしまいます。

都会では、マンションの一室を間借りしたようなフリースクールも多いですが、ここでは子どもたちの「野生」を取り戻します。

ムカデやゲジゲジ、手のひら大のクモが毎日のように出てきますガーン

 

ギターブログとネコ活動ブログがあって、いっぱいいっぱいですが、近くフリースクールの活動の様子についても、新しいブログをスタートする予定ですベル