3連休も使い、猛チャージで塗装を剥がしました
デカい上に大きな穴のあるデザイン
分厚いだけではなく、金属フレークを含んでいてスクレーパーでは削れない塗装
塗膜がどれだけ分厚かったか…
before
after
重量が410gも軽くなっています
かつてないほどのダイエット幅で結果にはコミットしましたが…
まぁ私がスパークルフィニッシュされたギターのリフィニッシュを請け負うのはコレが最初で最後でしょう(笑)
今回新たに導入するパーツ類も全て揃いました
ピックガードは、カラーと形状を変更の上、2PU化とコントロール類の配置を変更するため、新たに型を起こしてワンオフ製作します。ストラト等の一般的なサイズでは足りないので、茶べっ甲の大判を購入しました。
ピックアップは、フェライト仕様の安物ならストック品の中にありましたが、ちゃんとしたアルニコの物を新たに購入しました。
ブリッジはUSAヴィンテージスタイルの物に変更します
依頼の中にあった「弾き心地を落札したOPBと同じように」という内容を具体的に記すと、弦とボディー表面の距離を詰めるということになります
これはフィンガーランプと同じような理屈で、ピックガードを2枚敷きにする等して対処している例を見かけますが、私の場合はネックポケットを2~3㎜ほど彫り下げ、フィンガーボードの高さを低く抑える加工で対処しています。(※ギターにも施すことがあります)
テクニカル派やスラップ多用派のベーシストには適した仕様と言ってよいでしょう。
ノーマル状態では、ツバ出しの下が指板厚と同じくらい開いています。
ピックガードを入れてもまだ余裕があります。
私の場合、この隙間がほとんど無くなるくらいフィンガーボードの位置を低くします。
下の画像はブログ開始前の2017年にカスタムした「スラッパー用ジャズベース」のネックエンド部分です。
ツバ出し21フレットのBACCHUS製ジャズベースですが、ツバの下にはピックガードがすっぽり入り込んでいます。
現在、2基のピックアップの位置について、依頼主と繰り返しメールのやり取りをしながら詰めている段階です
今週は木曜日にも休日があるし、9月中には完成させたい