まだ5月半ばだというのに、全国的に梅雨に突入ですかね
もう丸四日塗装作業はできません
仕方ないので、細々とできることだけやってます
それで、部活のない日曜日に私の家に来てカスタム作業の見習いを始めた中学生ですが、現在私と共同で新たなテレキャスターの製作に取り組んでいます
以前彼は、テレキャスターのキットに自分で取り組み、それを完成させた物が3月13・3月14日の記事にあるブラックテレキャスターですが、その際キットのボディーはバックローディング加工に苦労して穴だらけにしてしまったため、なんとボディーは自分で木材から切り出して完成させました。
その時、ボツになったボディーの穴を私が埋め、それを土台として他のパーツは全て私が提供し、2号機を製作することにしたのです
本当は尾崎豊が使用していたBillsBrothersのテレが欲しかったようなのですが、キットにはローズウッドフィンガーボードの物しかなかったようです
それにビルブラのテレは、ヘッドがカギ状になってますよね
彼も頑張ったようですが・・・
道具もノウハウもないということで、これが精一杯だったようです
ゴールデンウィークには宿題としてボディーの塗装とコントロール部分の配線を課題として与えましたが、配線は少々やり直しが必要だったものの、ボディーの塗装は合格点でした
現在は研磨を終えたボディーにピックガードを含む電装系を実装してくる課題を与えてあります。
その間、私の方では提供するネックを完成させておきます
中学2年生にしては、解像度の低い画像しかない尾崎の愛器を細部までよく観察しており、「裏側に茶色い線(スカンクストライプ)のあるネック」で、ペグは「裏側がつながっている(ように見える)タイプ(要するにクルーソンタイプ)」という指定まであります
ストライプ付きメイプルネックのストックはストラトタイプしかなかったので、これを整形します
手本を示さないと…
ストリングガイドは弦を張った状態で設置します
あとはロッド調整口の内側をブラウンで塗ります
これで文句はなかろう
あとは・・・ストラトネックなので、ネックエンドをテレボディーに適合させるために直線に整形します。
下の画像は前回本人が来た時に、各パーツを置いてみた時の画像です
まだ何一つネジ留めしていませんが、すでに完成品に近いそのビジュアルに、かなり興奮していました
次回来た時には完成できるでしょう