続きです
指板面が整ったところで、プラスチックハンマーでフレットワイヤーを打ち込んでいきます
62年式ということで、ヴィンテージスタイルのフレットを選択しました。
若いころは、とにかくデカいフレットを打ちたくなるものですが、近年は耐久性とチョーキングし易さくらいしかメリットを見い出せず、ストラト本来のトーンを求めて次第に原点回帰しつつあります
これは、あらゆることに言えますね
もうフロイドのようなロックユニットも使いません。エフェクターも最低限しか繋ぎません。
シンプルライフを志向するミニマリストになりつつあります
一度マスキングをし、フレットファイリングをしてからエッジの仕上げをやります。
すべて素人仕事です
フレットを打ち換えたのは、フルシアンテに使うアプローズのネックのみで、メイヤーに使うフォトジェニのネックはやりません(たいして減ってないから)。
電装系も2本同時に組み上げてます。メイヤーがべっ甲ガードで、フルシアンテが白ガードです。
ハム載せたり、ミニハム載せたり、P-90載せたり、テレ用載せたり…
大改造ストラトを量産しているせいで、ノーマルな3Sのアッセンブリーが大量に余剰在庫されてます
それで今回至ってノーマルなストラトを組もうと思った訳ですが、何から外したパーツかはもう覚えていません。それに覚えていても意味はないでしょう。中国製の安ギターは、各ブランドでパーツを作っている訳ではなく、多くのモデルが同じサプライヤーから同じパーツの供給を受けています。
※センターPUは、リバースワイヤリングの逆磁極
セレクタースイッチが、今までに見たことのない珍しい物でした
近年の中国製ならば、ほぼ例外なく緑のヤツですよね
ボディーはオールラッカーのレリック仕上げにしますが、私の場合プラパーツのレリック加工は、塗装によって表現するのではなく、実際に自然に経年焼けした古いプラパーツを大量にストックしています
ジャパンヴィンテージ期のトーカイ(トーカイ製作のフェルも)のノブなどは、まっ茶色と言ってよいほど激しく焼けてますよね
右上のピンクの箱の中がトーカイパーツですが、かすかにしか写ってませんでした
明日はこのまま2本の作業を進めるか、OPBやるか、ジャズべやるか、他にも色々あって悩みます
さらに接近