先日、SQUIER製のプレべ(PJ)をリビルドして、現在BACCHUS製のジャズべをリビルド中ですが、トラッドな仕様のままあまり手を加えない物はどうもテンションが上がらず、別に塗装を剥がした状態にあったSQUIER製のプレべを少し弄り始めたら止まらなくなって・・・
それで、久しぶりにミュータント仕様に仕上げようと思っています
もう何年も前にジャンクで購入した物ですが、弦やノブが欠品で音が出ないそうです
弦が張ってなかったのは幸いで、ネックに反りは見られません。「音が出ない」というのは私にはどうでもいいことです
なぜかカープのシールが1枚
アルダーの5ピースですが、表裏化粧板です
SQUIERは元々ボディーが薄いので、これを剥がすとさらに薄くなってしまうので、今回は剥がしません。
OPBスタイルにカスタマイズするので、ヘッドは大幅にリシェイプします。
もう何十回もやっている作業ですね
OPBとはいえ、ピックアップレイアウトを大幅に変更する「ミュータント仕様」のため、ピックアップキャビティと配線を渡す溝の一部は木材で埋めます
キャビティーをトリマーで新たに切削するより、ずっと面倒で手間のかかる作業です
しかし何といっても一番大変な作業は、ピックガードのワンオフ製作で、半日がかりです
SQUIERなので、FENDER純正の既製品のOPB用ピックガードもフィットするでしょうが、自作することに意義があります
2ピックアップにするのでノブは3個になりますし、よりOPB「らしさ」を出すには、サイドジャック方式の方がクールですよね
20㎜のビットを使いますが、かなり厚みのある部分を彫るので、トンネルが横に流れないように、ガイドとなる3㎜の穴を先に開けておくと良いです
東京都は三度緊急事態宣言で、せっかくのゴールデンウィークは「家を出るな‼」ということですが、今日は朝から一日雨だったので、言われなくても家でずっと作業です