ようやくSUGIZOさんのVが完成しました
普段はFENDER系のカスタムが中心なので、色々苦労がありました
最後の作業は牛骨によるリナットでした。
GIBSON系のナットはFENDERの3倍以上の大きさがあって、しかもFENDERのようにナットとストリングポストの間に角度があるので、ナットの溝もポストに向けて斜めに彫る必要があります。
GIBSONはこのようにナット上で弦に角度がつく設計なので、これにシンクロを搭載しても、ロック機能がなければチューニングは狂い放題でしょう
ESPのホームページを見ると、ペグにはロック機能のある「GOTOH SG360-20 MG-T」という、これまた受注生産品が使われているようです
私のオモチャはそこまで用意する気はないので、ストックの中にあったガンメタカラーのGroverを取り付けておきます。
シンクロユニットには、これもFERNANDESから外したパーツを使いました。このモデルに元々付いていたユニットは、その痕跡から2点支持だったようです。
【ミニスイッチはレバー側でセンターON、トーン側でOFFです】
今回このモデルを調べていて驚いたのは、以前ストラト型のD2を製作した際、廉価版のEDWARDS製の広告には「ミニスイッチは、セレクターがリア選択の時にフロントをミックスする機能」だと書いてあったので、それならピンクフロイドのD・ギルモアのブラックストラトと同じじゃんと思い、要するに7種類の組み合わせが全部可能であればいいので、つい先日オーダーを受けて製作したD2にも、3PUの時にいつも私がやる3ウェイセレクター+センターPU専用ON-OFFスイッチにしました。
今回ESPのホームページを見ると、D2もこのECLIPSEも、セレクターは3ポジションで、ミニスイッチはセンターPUのON-OFFだと書いてあるではありませんか
ただし、ボリュームは「マスターボリューム」だと書いてあるので、センター単独の音は出せない6種類の組み合わせだけが可能なようです
やっぱりね~ という感じです
ポジションマークはローズウッド材に入れ替えたので、ステージ上ではほとんど見えませんが、弾く本人は手元で見える程度の「目立ち度」になっています
実はわたくし・・・Vを所有するのは人生初になります
もう40年近く昔の話になりますが、MSGがブレイクして白黒フライングVが人気だった頃、私の所属する高校生バンドもたくさんコピーをやりました
ただその頃は色々なバンドのカッコイイ曲を片っ端から演っていたので、あの超個性的な白黒のVを欲しいとは思いませんでした。
なので今さらですが、当時やってみたかった事をやらせてもらいます
セットアップを終え、少し大きなアンプにプラグイン
間には忘れずにワウと繋ぎ、まず1曲目は・・・
「アームドアンドレディ」
※すみませんが、SUGIZOさんの曲は1曲も知りません
それから、Vの脚?の下側の方を股の間に挟んで弾いてみる・・・
40年越しの妄想がかないました