今回の3本目はメイプルフィンガーボードなので、以前テレヘッドストラトを製作する際に参考にしたFENDERカスタムショップ製のコレをイメージしたモデルに仕上げます
まずは下地にサンバーストを吹き
続いてかなり明るい水色、ソニックブルーを吹きます
さらに若干濃いめのダフネブルーを吹き
この段階で一度ウェットサンディングを実施してからクリアコートを吹きます
このまま数日乾燥させてから再度ウェットサンディンを実施して仕上げの研磨作業に入ります。
淡い水色と濃い水色を重ねて吹き、マルチレイヤーに削っていく過程で濃さの違う水色がまだらに現れることで、トップコートの色焼けを表現することができます
そして今回の電装ですが、HSHレイアウトはそのままですが、凝った配線は施さず、シンプルに5ウェイセレクターだけにします。オートマチックデュオサウンドシステムも搭載しません。
私のように自分勝手なPUレイアウトを採用する場合、この作業を避けて通ることはできません
今回のミニハムは、ポールピースが露出しない完全カバードタイプハムバッカーで、センターのテレ用ピックアップとデザイン上よくマッチします
1・2号機で採用したエピフォン製ミニハムはリード線が4芯タイプだったので様々な配線に対応可能でしたが、今回のミニハムは2芯タイプです。無論、過去記事で紹介したように、2芯タイプのカバーを一度取り外して3芯や4芯に改造することも難しいことではありませんが、今回は「シンプルで小細工なしの実践仕様」というニーズに応える仕様にします
1・2号機の「ミニスイッチ×3」よりも、配線作業が簡単になって作業も楽かと思いきや・・・
このストラト用レバーセレクターの穴を開ける作業は、ミニスイッチ用の6㎜の穴を3個開けるよりも10倍くらい手間のかかる作業なんです
どっちにしろ楽はできません
それが済めば、あとは周囲のネジ穴を開けてアッセンブリーは完成となります