毎日少しずつ作業を進めてはいますが、画像を選んで記事にする時間がなかなか取れないでいます
現在同時並行で6本ほど進めていて、中でも帰省中に一番大変な塗装剥ぎ作業を終えている4本はもう7~8割方完成している物もあるので、時間ができたら連投するかもしれません
一気に塗装作業を進めようと思っていたこの土日、東京はあいにくの雨となりました
さて、今回のLEGEND製ストラトですが、ジャンクだった理由はネックの反りだったかもしれません
3日ほどかけてアイロン加熱矯正を加え、ロッドの機能も取り戻しました
ブランドの違いやネックの状態によってクランプの位置や温度、加熱時間を調整する必要があるので、様々なデータの蓄積が必要になる工程です。
それからこの工程は、矯正後に必ずフレットの擦り合わせを併用することになります。
次にペグの交換作業をしました。このモデルに使用されているショボいペグは再利用の価値もないので廃棄します。代わりにストック品の中にあった2ピンタイプのロトマチックを装着します。
表側は6㎜のまま、裏側は今回10.5㎜で開けますが、難しいのは2ピンの穴の位置でしょうか
この方法は昔記事にした記憶もありますが、表側のブッシュを仮留めした状態でプラスチックハンマーで軽く叩き、跡がついた位置にドリルで穴を開けます。
ポイントは1個ずつやるのではなく、6個並べた状態でやることで綺麗に並べることができます
ペグよりも、あの奇妙な垂れ下がりヘッドが見事なテレヘッドに変身したことが嬉しいです
前回の画像では2トーンのブラックを吹き始めたところで強風のためストップしていましたが、その修正も兼ねて、ワイドエッジサンバーストにしました
近年のFENDER社では、メモリアルなモデルに採用されることが多いワイドエッジサンバーストですが、マルチレイヤー等と共に当時の失敗作と思われる物が、近年では、よりクールな仕様として注目を集めているのは面白い現象です
美しく仕上げてあるサンバーストですが、コレをボロボロにしていきます
ノーレリックのままか、ハードレリックにするか、高値がつくのはやっぱり後者ですかね~