メンテナンスを終えたところで久しぶりにプラグインして弾いてみました
長年大事にしてきたので当然といえば当然ですが、40年を経過したギターとは思えない弾き心地です
クリーン、クランチ、ディストーションと様々なセッティングで1時間ほどプレイしました
あらためて良く出来ているな~という印象です
当時のカタログでSS-40の材質は、セン・アルダー・リンデンとあり、この個体はネックポケットに塗料がのっていて木目が確認できませんが、コントロールキャビティーを見ると、センのように見えます。
センはアッシュに似たはっきりした木目が特徴ですが、サウンドはどちらかというとアルダーに近いトーンを持っていると言われます。実際に同じアンプ・同じセッティングで70年代のオリジナルFENDERと弾き比べてみると、アッシュ材の物よりもアルダー材の物により近いニュアンスを持ったトーンです。
80年初頭のオリジナルのFENDERストラトは24万円ほどだったので、SS-40は6分の1の値段で買えたわけです
今思えば、サウンド的には充分満足できる物であったと思いますが、所有することの満足感において、本物とコピーの違いは歴然としたものがありましたね
長年大事にしてきましたが、もう1本、スパロゴの物を持っているので、そろそろコレは手放そうと思います。フルオリジナルではありませんが、価値の分かる良い人に落札して欲しいですね