カスタムテレキャスターの持ち込みリフ&レリックが完成しました。ネックはすでに水貼りのスパロゴのあるヘッド表面は加工済みの状態を残し、他は色味を合わせて全てオールラッカーリフィニッシュしました。シーラー層が残されていた部分もやり直した結果、シリアルNOや「made in…」の表示も消え去りました。
塗装の擦り減りを再現した部分では、もはや木地との段差はほとんどありません。汚れによる木部の黒ずみもリアルに表現しています。
【before】
【after】
以前の加工では真っ白いままだったバインディングも、トップコートの黄変や汚れを表現しています。
また、ナットを牛骨で作り直し、順反りしていたネックもアイロン加熱矯正をかけてトラスロッドの効きを回復し、弦高を低くセッティングできるように調整しました。
9月半ばに預かり、4連休以降の週末はほぼ全てこのギターとステレキャスターの製作に費やしました。
ステレの方は、まだ少し詰めの作業が残っていますが、ほどなく完成する予定です