完成したHSHジャズベースですキラキラ

仕様をまとめておくと、ノーマルなジャズベのセンターにプレベ用スプリットコイルPUを配し、ジャズベ用PUはフロント・リア共に同じ物を2セット用いてツインJ化。ただし通常モードでは、フロントはネック側、リアはブリッジ側のコイルだけが起動しており、シングルコイルのJPJとして機能しています。

コントロールは3ボリューム1トーンで、フロントとリアのボリュームノブをPULLするともう一つのエキストラPUが接続されてJタイプはハムバッカーになります(PULLするとノイズが消えるのでハムバッキング接続されているのが分かります)。

 

Jタイプは通常仕様するコイルを外側に設定しているため、フロントはより太く、リアはよりトレブリーにとキャラクターが際立っています。さらに3つのボリュームは自由にミックスできる上に、Jタイプはハムにもシングルにもなるので、そのサウンドバリエーションは無限ですニヤリ

 

ベースに使ったSPEAR製ジャズベースは新品購入なので、ネックの反り、フレットの減り等、状態に問題はありません。ブロックポジションマーカーにバウンドネックという70年代スタイルのネックは、やけにスリムに感じるので計測してみると38mmを若干切っており、とても弾き易いです。

塗装はいつも通りシーラー層も完全に落として木地に戻した上でオールラッカーリフィニッシュしています。近年ものの3トーンサンバーストは綺麗に出来過ぎており、個体差もほぼないので没個性的で私は魅力を感じません。本物のヴィンテージのサンバーストは黄・赤・黒のバランスが1本1本違っている上に、置かれた環境によって退色の具合にも差があってそれぞれに表情が異なっています。

私の覚えたての3トーンサンバーストが、そのあたりのリアルさを表現できればいいなと思いつつ日々精進していますニヤリ