しばらくベースの新作も投稿ないですね。少し前に自分用に組んだベースを紹介します
かなり昔落札したフェンダーJAPANのサンバーストボディーにSQUIERのネックを組み合わせました。ネックは、インドネシア製SQUIERの70’sジャズベースのネックです
1960年の誕生以来、細かい仕様変更を受けながら現在まであらゆるジャンルのベーシストから支持され続けるスタンダードの中のスタンダード
プレベが熱で溶けて変形したような形が好きになれなかった少年時代を思い出すと恥じ入るばかりですが、おじさんになった今ハッキリ言います
メチャカッコいい ! !
中でも人気の「スタックノブ」を持つ60年代初期仕様は、これまで何度も製作してきましたし、マーカス・ミラーの使用で、これまた根強い人気の「ホワイトブロックマーカー」の70年代後期仕様。これもマーカスレプリカをアレンジする形で何本も製作しました
【たとえばコレは、レッチリのFREAレプリカ】
【こちらは直接オーダーで作ったM・ミラーレプリカ】
欲張りな私は、今回これらの遺伝子を併せ持つハイブリッド仕様のジャズベースを組んでみることにした訳です
ボディーはオールラッカーにて色焼けしたオリンピックホワイトにべっ甲ガードを組み合わせ、軽いエイジド加工とともにブリッジカバーの日焼け跡も再現。
アースラインとミュート機構の残骸も忘れずに(笑)
USAパーツで組んだ電装系はまさしく60年スタックノブ。
ネックはストック状態のままです。実はチューナーを、たくさんストックがあるGOTOH製GB-2に換装しようと思いましたが、重量物をあれこれ追加して重くなるのも嫌ですし、ノーマルチューナーも新品で操作性に問題なかったのでそのままです。
ピックアップはアルニコ仕様で、配線もクロスワイヤーとヴィンテージベースの持つ雰囲気を大切にしています。
BADASS BASSⅡブリッジとピックアップフェンスは言うまでもなくアノ人へのオマージュですね
重量4570gとちと重くなりましたが、大変弾き易く、サウンドも申し分ないベースに仕上がりました。なによりカッコいいですしね。これを持ってステージに立てば、多少ともベースを知っている人であれば
「このベースはいったい」
となると思います