カール・オームステッドストラトの続きはピックガードが届いてから最終的な作業を済ませ、完成品を披露します
なので今日からは同時並行で作業している、同じSQUIER製ストラトの連載を始めます。ストラトはこれで6本目かな
結局オームステッドストラトは、本体(ボディー)に同じSQUIER製の黒いラージヘッドストラトの物を使ったので、元のオレンジのボディーが宙に浮いてしまいました。これに黒と「ボディー⇔ネック」をコンバートしてラージヘッドのメイプルネックを組み合わせても良いアイデアは思い浮かばないので、別のネックを組み合わせて新たなストラトを組み上げることにしました
私が目を着けたのは「トミー・ボーリンレプリカ」の製作中に見つけたこの画像です。FENDERカスタムショップの作品ですが、ダフネブルーのマルチレイヤーレリックのボディーにテレネックを組み合わせてあり、すごくクールです。
ただし、アイデアをまんま拝借するわけにはいかないので、さらにカッコ良くなるようにBLACK CAT流のアレンジを加えます
私はまだまだサンバースト練習を積み重ねる必要もありますし、オールラッカーによるマルチレイヤーは手間が倍かかるわけですが、それだけに大きなセールスポイントになるでしょう
ストックパーツの中にリップスティックPU用のストラトガードを見つけたので、これを組み合わせようと思います。
リップスティックPUは横幅が長いので、キャビティーも一部加工が必要で、おまけにボディーに乗せてみると、元が24フレットギターだったらしく、ネックポケットとトレモロ部分の切り欠きが深く、ここをピックガード材を継ぎ足して浅くしないとダメでした。厄介な作業で見栄えも悪くなりますが、大改造品らしい痕跡なので「かえってクール」という見方もできます
それとコントロール用の穴は2つだけなので、通常のセンタートーンのノブの位置にミニスイッチ用の6mmの穴を開け、ギミックを仕込むことにします。リップスティックPUは若干非力なので、やはりシリーズ回路を仕込むのがいいでしょう
そうやってアイデアを膨らませていくと、「残り物」整理のための作品も、徐々に熱気を帯びてきます
けっこうカッコよく変身するかもですね