風の合間をついてサンバースト塗装に挑んでいます。塗料が流れて失敗したらすぐに拭き取って再塗装です
フーラトンストラトは単に2トーンサンバーストというだけではなく、メイプルのように見える派手なフィギュアの入ったアッシュ材が目を引きます
もちろん今回ベースにしているSQUIERはただのアルダーでトラ杢など入っていません。それで少しでも木目を強調するために2トーンの下地に使われるイエローをあえて吹かず、ひときわ濃く着色した生地に直接ブラックを吹くことにしました。なので今回のストラトは厳密に言えば2トーンサンバーストでなくて1トーンサンバーストです
現在進行中の製作品の中には3トーンサンバーストのジャズベースが2本
それとサンバーストではありませんが、同じ手法で塗装する「ブロンド」のストラトがあります
早くサンバーストの腕を上げたいので頑張っていますが、自己採点するとしたらまだまだ60点くらいです。とはいえ、ハードレリック加工をしなくてもかろうじて「サンバースト」として出品できるかな?というレベルにはなってきました
それから今回のサンバースト・・・実は缶スプレーで吹いています
理由は準備と後片付けが大変過ぎるからです重いコンプレッサーを出して起動させ、塗料を調合してスプレーガンで吹く。作業自体は楽しいですが、終わったら道具一式を溶剤できれいに洗わないとノズルが詰まって次回使いものにならなくなります。プロではないので毎日のように吹くわけでもなく、週に1~2回、1本吹くか吹かないかという使用頻度では時間がもったないと思うようになりました
それで「缶バースト」を極めることにしたんです。ものすごく緊張しますが、それが上手く集中力につながってると感じます。読者のみなさまもぜひ缶スプレーによるサンバースト塗装に挑戦してみてください
それから今回のフーラトンストラト、SQUIERの薄いボディーではフルサイズのトレモロブロックは搭載できないのでノーマルのシンクロブリッジで我慢するつもりでしたが、やはりもう少しヴィジュアルにこだわりたい
それでレアで高価なパーツですが、秘蔵していた10.5mmピッチのプレスサドルを投入することにしました
【納得のルックス!!】
これが本当に手に入らない欲しい人いっぱいいるんだからどこかが作ってくれたらいいのにと心底思います
トレモロブロックは諦めるとしても、54年モデルにダイカストサドルはあり得ないですよね。高価なパーツなのでスタート価格に反映させていただきますが、フーラトンストラトに興味を持つ人であれば納得してくれると信じます
次回は完成した姿をお見せできると思います