マスキングを終えたら黒いラインを3回ほど重ねて吹き、完全に乾く前にマスキングを外します。
翌日にクリアのトップコートを5回ほど吹き、数日置いたら1000番から2000番で水研ぎ研磨し、乾かしてからバフがけです。私の場合は艶出しも手作業ですが・・・
電装系は今回、リアのJBタイプ1発への変更なので、プレベ同様1PUのシンプルな構成になります。
20年から30年経っている製品なので一応POTを開けてみると、接触端子部分は完全に金属の輝きを失っています
遠からずガリなどの不具合を起こす可能性があるのでクリーニングし、自作ツールのPOTチェッカーでテストします。
配線はクロスワイヤーを使って引き直します。
とりあえず今回のオーダー項目は全て終了ですが、ドック入りしたついでに気になる部分に手を入れておきます
まずピックアップ下のスポンジが完全にヘタっており、高さ調整ができないので新しいスポンジに入れ替えてピックアップを弦に近づけることができるようにしておきます。
それからオーダー主は、ミディアムスケールユーザーということでテクニカル志向なので、弦高を下げるために若干のロッド調整とフレットの擦り合わせ、フィンガーボードのクリーニングを実施しました
近日中に引き渡す予定です。