マーカスモデルを特徴づけるアクティブサーキットの仕様が決定したところで、今度は振動系の両端を固めるハードウェアーに目を向けてみます
マーカスモデルといえば、プレベ・ジャズ用ブリッジの5本のネジ穴をそのまま使って搭載できるBADASS BASSⅡですね。本家のバダスはもう生産されていないようですが、なにせ大量に普及したブリッジですから今でも未開封新品が出回っていますし、金型を引き継いだOMEGAというブランドから再生産品も販売されているようです
今回のテーマは「ドンズバ」ではなく、ひと捻りを加えたカスタムを目指しているので違った物を選択したいと思います。
オリジナルFENDERが明らかにバダスを意識して開発したと思われる「HiMassBridge」で、BADASS BASSⅡとほぼ同じようなでデザイン・重量で製作されていて、マーカスモデルに搭載してもまったく違和感ありません・・・しかし、これがまた次の悲劇を生み出します
また、元ついていたブリッジは古い国産のように細い3mm径長さ20mmの小さなネジで留められています(ストラップボタンも同じ)。これをFENDER同様のサイズのネジ(下段)に交換します。
ブリッジを交換すると、今度は反対側に位置するチューナーが気になります
【安っぽいチューナーは中国製の限界でもあります】
あ こんなところに新品のGOTOH GB-2が落ちてる
(落ちてへんがな・・・)
納得のルックス!!!
それからマーカスといえば、やっぱりフロントピックアップカバーも欠かせませんね
これをK-garageに装着するのには注意が必要です。フロントPU周りがフェンダーMEXICOみたいに広めにザグられ、特に1弦側はそのままコントロールキャビティーにつながる溝になっているので下に木部がありません。なので1弦側の穴はピックガードにも効くように2mm径の小さな穴にしておきます。4弦側は問題なくネジが効きます。
納得のルックス!!!
こうしていつものように木部以外のパーツはことごとく交換され、本体購入価格をはるかに上回るコストが投入されるのでした・・・