なんでこんなもん買うてしもうたんや~
日本の音楽はほとんど聴かないのになぜ買ったのか?
使い道が思いつかないまま5年近く放置してあった「テレもどき」、本家FENDERとは何の関係もない日本独自の進化形テレだと思いますが、いろんなメーカーから結構な数が出回ってます。
テレの並んだラックの中で一際違和感を放っていたヘッド…目に入る度にストレスを感じてきたので、いい加減手を加えて放出することにしました
完璧にレストアすれば好きな人が入札するかもしれませんが、興味ない作業は気乗りしません。なので我流で行きます
こんな感じでどうでしょうか?
トラッドなテレですが、ちょっと強引なのでコントロールの位置が全然合いません
とりあえず塗装を剝ぎとってしまいます。バインディング付きなので、エッジ部分は気をつけてアイロン加熱しないと溶けそうです
これで剥ぎ作業完了なら楽でいいのですが、実際にはここからが本番
分厚いシーラー層との終りなき格闘です
苦労して木地まで戻したところで思いがけない修正点です
実は分解時にネック外す際気づいたのですが・・・
ジョイント部のネジ穴、入口はプレートに合わせて正確ですが、
出口は思い切り6弦側に寄っています左下は壁に当たりそう
※だから角度変えないと向こう側も全然見えない
ネック側の穴を見るともっとハッキリします
・・・ということは、ネジを斜めに入れているということですね
フォトジェニックやセルダーをゴミのように言う人がいますが、コレ級に酷いものは稀です
6弦側上段だけは真っすぐ入っているようです。
いくらフリーハンドでも、多少とも几帳面な人間ならこうはなりません。
当然ながら一度埋めてからボール盤で開け直します
それは塗装前にやるとして、とりあえずピックアップキャビティーを通常テレ(フロントハム)に広げておきましょうかね
【ネジ穴はもう埋めてあります】
リアは元のストラトサイズでは横幅が広過ぎてブリッジの外が開くので、両サイドを数ミリずつ塞ぐ必要があります。
それにしても・・・
サンバーストむずい
工場労働者は日に100本とか吹いているからで、私だってフォトジェニの工場で2~3週間ほどインターンさせてもらったらすぐに習得できるはず
とにかく、なんとかボディーを調達して数こなすしかないですね
※これはTEJのボディーではありません。よく見ると、何を作ろうとしているのか分かります。