(すでに完成している個体ですが)テレの作業に戻ります。
中国製の場合はすでに何度も紹介している作業ですが・・・
ナット裏の段差を曲面カンナで大雑把に削っておき、その後240番のペーパーで塗装を剥がしつつ整形します
不細工な出っぱりがなくなりました
6弦の肩も尖った角を落としておきます。
木地着色と塗装、レリック加工で最終的にはこうなりました
今回ボディー側の作業はさして多くはありません。ブリッジを3ウェイから6ウェイに換装しますが、フロントPUキャビティー同様わずかな調整でOKです。
ただし、安物ゆえに精度の低いネックポケットは入念に修正しておきます。
ピックガードの穴をP-90に合わせて切り抜きますが、P-90は横幅が広いので、シングルコイルのネジ穴も無くすことができでGOODですね
塗装はホワイトアンダーコートの後、3層の水色で塗ります。一番下はほぼソニックブルー、次にやや濃い水色、その上にトップコートの色焼けを表現するグリーンがかった水色。その上に艶出しのクリアを薄く吹きます。
ちなみに大きな意味がある訳ではありませんが、私は各キャビティー内に塗料が入り込むのが好きではないのでカバーを取りつけて塗装します。
次は電装系の作業を紹介します。
今回のテレはフロントPUをハムバッカーではなくシングルコイルのP-90を選択したので、コイルタップ機能ではなく、シリーズ接続機能を持たせようと思います