新しいスプレーガン他を買うために急ぎ資金を稼がないといけません
それで手っ取り早くカスタムできるテレのフロントハム改造を製作します
思えばこのブログのスタートがその特集でしたね
それに、同様のカスタムで在庫過剰に陥っていたテレ用フロントPUが気付けば1、2個しかありません
・・・で、選んだのがやっぱりバスカーズです
材質が桐(きり)だと思うのですが、重くなりがちなメタリック塗装なのにたったの2670gしかありません
これだと塗装を剝いでラッカー塗装すると、もっと軽くなってバランスが悪くなるのでリフィニッシュはできないと長期間(3年くらい)放置していた個体です。
それに、バスカーズは最初からフロントがハムザグリになっているものが多いので・・・と思ってピックガードを外したら・・・
こちらはアテが外れてしまいました
仕方なくハム用テンプレートを当ててルーター切削します
シングルコイルをハムバッカーに換装すると、若干ですがボディー側の重量を増やすことができます。それも微々たるものなので、もう一点、ブリッジをオールドタイプから、フェンダーJAPANから外した6ウェイブリッジに換装します。
ノーマルブリッジの110gから55g増の165gでした
いろいろと調整は必要ですが、困難を覚えるほどの苦労はありません。時間がかかるだけです。とはいえ、手早く一日仕事で済ませるつもりでしたが、やっぱり気になるところは気になります
ストラップボタンのネジは例によって斜めに入っているし、サドルを思いっきり下げても弦高が高いと思ったら、ネックポケットに塗料がたっぷりのっていて、逆の仕込み角がついている始末です
これを平坦に削るとともに1mmほど掘り下げ、弦高を低くセットできるようにしました。
他にもスイッチやPOTを全て分解洗浄してサーキットも組み直し、フレットの擦り合わせも実施しました。結局丸3日ほどかけてしまいましたが、そこそこ使える楽器にはなったと思います。
6ウェイブリッジ投入で正確なイントネーション調整が可能になりました。
【ハム用の穴は、既製品よりもタイトに仕上げています】
フロントハムはヴィンテージタイプでリアとのパワーバランスも問題ありません。
気になる体重も、少しだけですが重くなりました(120g)。
おおむね美品ですが、あくまで中古ベースなので傷や打痕はあります。
【ヤフーBOX公開画像】