昨日早朝に東京を出て先ほど夕方実家に到着しました。30日までこちらに滞在するので、しばらくギター(ベース)ネタはお休みになります。
・・・とはいえ、春休み同様塗装剥ぎ作業用のボディーを4枚持参したので、炎天下にどれだけ作業できるか分かりませんが、進んだら報告します
そこで初めてとなりますが、楽器以外のネタを記事にします。
2階工房は大方リフォームが完了し、東京に戻ったら順次記事にして紹介しますが、その過程で2階のオーディオシステムにも少し手を加えたのでキョーミのない方もいらっしゃるでしょうが、少々おつき合いください
掘り出し物やパーツ取りを仕入れるためにハードオフに足しげく通う私ですが、オーディオのJUNKコーナーに行くと、これまたゴミ同然の可哀想な機材たちが山積みになっています
近年の若者は、スポーツカーどころか車そのものにもほとんど興味を示さないと言われていますが、今やオーディオ趣味も高齢者のものという感じでしょうか?
今回私はアンプのAチャンネルに1組しか接続していないスピーカーに加え、Bチャンネルにも別のスピーカーを接続しようと物色していました。もちろんお金はかけません。・・・で、選んだのはコレ
DENONのスピーカーシステム「USC-M10」
小さな10cmウーハー2基をバスレフエンクロージャーに搭載し、小型のブックシェルフながら100w入力に耐える重低音設計のモデルです。
お値段はぺアで860円
JUNKの理由は、JUNKコーナーのスピーカーの大半がそうであるように、ユニットのエッジが経年劣化でボロボロになっており、少し触っただけで崩れ落ちる始末です。
とりあえずユニットを分解した上でエンクロージャーの外装を剥がして黒く塗装。
劣化したスピーカーユニットのエッジを刃物できれいに除去しました。
そして、各部のディメンションを精確に計測し、新しいエッジを注文
【1枚500円ですが、失敗した時のために6枚購入しました】
これを歪みが生じないように慎重に貼り付けて丸一日乾燥させます。
【これが貼り換えられた物だと気づく人はいないでしょう】
同じ作業を計4回くり返し、2基4発のユニットが復活しました
素人作業なので、メーカー設計本来の性能を回復できたかどうか知りませんが、AB両方を同時に鳴らすと、思った通りの重低音が飛び出してきました
楽器同様、ゴミ同然の物がわずかな金額で前線復帰できるなら、手間をかけた甲斐があったというものです
アンプや各種デッキがドンピシャで納まっているラックももちろん自作です。
ピッタリ過ぎて冷却のための隙間が充分に取れなかったので、背後に強制空冷ファンも装備しています。