山中湖でのキャンプに行っていたので作業中断していましたが、18日に実家に帰省する前に仕上げようと思います
埋めた部分の研磨でトップコートの大半を失ったヘッド表面に再度クリアを吹き、ボディー部分に合わせて若干の経年劣化を再現してからブッシュを打ち込みます。
ヘッド裏側は表側よりも多く研磨したので全体をリフィニシュしたい衝動に駆られますが、シリアルナンバーが打たれているのでこれを消す訳にはいきません
多少の作業痕は残りますが、すでに30年物なのでナチュラルレリックということで我慢します。
チャイナペグではありますが、元々ついていたぺグに比べたら、ずっと相応しい外見になったと思います。
【いくらなんでも、これはね~】
明日はもう一点依頼されている、8フレットのビビリを診断してみようと思います
また、30年物ということでジャックが相当くすんでいたので綿棒とコンパウンドで内壁をピカピカに研磨しておきました 研磨後は水分を遮断するグリスアップを忘れずに・・・
それからそれから
このベースには前回のレスポールJr型ベースで苦労したEBスタイルピックアップを、これまた前回同様フィンガーボードエンドに密着する位置に搭載しています
深い彫り込みが必要なEBスタイルのハムバッカーピックアップをどうやって搭載しているのか
セミアコベースである以上、ネックエンドはセンターブロックにダイレクトに接続してあるはず
この部分を深く掘ることはネックジョイントの強度に問題が生じるはずなのに、いったいどうやってるの
これはピックアップを外して中身を見るしかありませんぜ
【思った通り、テノンはセンターブロックにダイレクトにディープジョイントされています】
4つのネジを外してピックアップを持ち上げると・・・ん、なんか軽い
・・・で、カバーを外すと
ジャジャ~ン
中身はハムバッカーではなく、中央にシングルコイルが1つ
なんだよ オレと同じことやってんじゃん
(笑)
定価10万円もするGRECOさんも、トムソンやハリーさんもやってた「なんちゃってハムバッカー」でしたわ
(笑)
コイルの保護もクロスではなく安っぽいビニールテープだし、89年というと、この頃のGRECOはもう富士弦ではないんですよね
こうなるとオリジナルGIBSONの構造が知りたいところですが、ほとんど見ないモデルですし、本物のオールドGIBSONを分解させてくれる人もいないでしょう
誰か持ってる人教えてください