少し間が開きましたが、実は連休中に思いついたことがあって、しばし作業を中断しています
わが家には自分の本来の仕事部屋とは別に、2階の一番広い部屋が書斎になっており、壁一面が1000冊を越える書物と長年の教員生活でたまった資料、文集、教材などで埋めつくされています
これらの大半はもう用済みなので、どうしても取っておかなければならない物を除き、屋根裏部屋に移した上で、完全なギター工房にリフォームしてしまおうと思いつきました そう思いついた途端、居ても立ってもいられなくなり、連日夜な夜な遅くまで資料の整理に追われています
苦労して作った教材はむろん大事な財産ですが、「ゆとり」だの何だの教育課程がコロコロ変わって昔の物はもう使えませんパソコンで作った物は編集し直してアップデートできますが、昔のワープロや、まして手書きで作った物は全てゴミです
これらの選別と処分に軽く二月はかかりそうなので、部屋が空っぽになったら8月中に全面リフォームです(もちろん自分で・・・)
・・・という訳で、しばし更新の頻度が落ちると思いますがご容赦ください
では表題のベースですが、FERNANDESからJBR-45というモデルが出ていました。1985年のカタログに登場しているので、オールドコピーブームが陰りを見せ、メタルブームと共にカスタム物が流行りだした頃です。
コントロールは裏仕込みでピックガードレス。フロントPUがスラントマウントになっています
当時MOONにも同じようなデザインがありましたが、どっちが先かは知りません。
中にはPUがスラントマウントになっていないモデルもあったようですが、シリアルを見ると後年の物がスラントマウントのようです。
私はコレがただのデザイン上のアクセントだとしか思っていなかったのですが、実際に入手して弾いてみると、スラップのスペースに自由度が大きいということに気付きました
ああ~そうだったのか~ という感じです
・・・と、ここまでは良かったのですが・・・
このベース、見てくれはいかにもJAZZ BASSで、型番も「JBR」です
ところがネックが太い
ジャズベース特有のスリムネックではなく、プレベと同じ42mm幅ナットなんです。
プレベとジャズベの違いは、一見して2PU化とオフセットコンターボディーの採用が特徴ですが、実はプレイヤーにとってはその細いネックがプレイヤビリティーの面でも音色の面でも重要とされているんです。コレはいただけません
という訳で、今回はせっかく発見した珍品でしたが、よりスラッパーベースとして相応しい物に仕上がるようネックを交換しようと思います
おっと、もう1時になりそうなので今日はここまでで・・・