実家に持ち帰ったボディー5枚、間違ってテレ3枚とストラト2枚と書いていましたが逆でした
内訳は、テレがフェンダーJAPANとHURRICANE(モリダイラ)
ストラトがSQUIER、BACCHUS、YAMAHAでした。
フェンダーJAPANのテレはTL-33という、おそらく一番下のグレードでしょうね。
ボディー単体で落札した物で、6ウェイブリッジのトップローディングですが、ザグリ形状はオリジナルFENDERと同様です。
このテレ、おそらくJVじゃないでしょうが相当初期物だと思います。現在剥がし作業途中にあるSQUIER製JVシリアルストラトと同じ工程で塗装されているようで、木地に直接カラーが吹かれていてしかも分厚くて堅い
剥がすのに3日ほどかかりました
ふつうは120番スタートですが、コレに限って80番スタート!
塗装は削れますが、手の皮もむけます
HURRICANEは、とても薄いカラー層の下にこれまた分厚いシーラー層
SQUERのシーラー層は軟らかいので、スクレーパーに力を加え過ぎると木も剥がしてしまうことになるので慎重さが必要です。
ひと口に塗装剥がしといっても、メーカーによって塗料の質や厚さは様々で、加熱時間や一度に剥がす面積など、これまた経験によって蓄積したノウハウがたくさんあります
公園の桜は満開でしたが、くる日もくる日も塗装剥がし作業で、いったい何のために帰省したんだか分からないような毎日
また、公園の野外音楽堂では、毎年この時期野外ライブが行われていて、オヤジバンドが70~80年代ロックをやっていましたよ
私も高校生の頃ここでよく演っていましたが、ほぼ同世代の人たちが35年経っても当時と変わらないナンバーを演っている感じです
こういう時間が止まったオヤジたちは、おそらく全国にいるんでしょうね
私の製作物に興味を持ってくれるのも、こんな人たちかもしれません
最終仕上げは320番まで番数を落とす必要がありますが、とにもかくにも5枚とも9割方作業を済ませて東京に持ち帰ることができました
つかれた~