ネックがないだけで、電装系やブリッジ等のパーツは付いたままのFERNANDES製のテレキャスターのボディーを落札したので、これをベースにしてコンポーネントを組みました。
画像ではサンバーストから木地にワープ ですが、その間には膨大な時間と労力の消費があることを覚えておいてください
大変美しい3ピースアルダーの良材でしたが、これがサンバーストにされた理由がコレです↓
【裏側ボディーエッジ部分には節です】
でも私は裏側であればこんなの気にしません なんの躊躇もなくナチュラルに仕上げました
使用したのはボディー材だけで、ネックはむろん、ピックアップやコントロールアッセンブリー一式、ブリッジやプラパーツも全て交換し、50年代風のルックスに仕上げました
元々ついていた6ウェイブリッジをトラッドな3ウェイブリッジに変更。ピックアップも詳細は不明ですがアルニコ仕様にヴィンテージクロスワイヤーで作りの良い物を搭載しました。いつどうやって入手した物か覚えていませんが、フロント&リアのセット物で、特にリアPUはファイバー紙のボビンに太くて黒いタコ糸が巻かれるという、オールドFENDERと同様の作りの物です。
今回シリーズ接続回路を組み込んだので、フロントのPUカバーとリアのベースプレートから取られたCOLD兼用のアース線を分離して独立したアース線に改造しています
【2本のクロスワイヤーとは別に、金属カバーからアースを取り出します】
【2本のクロスワイヤーとは別に、ベースプレートからアースを取り出します】
【黒いタコ糸が巻かれるのは50~54年までと71年以降】
サーキットは4ポジションセレクターを導入してブリッジ側からリア・パラレルミックス・フロント・シリーズミックスとなっています。画像でボリュームPOTに付加した小さなコンデンサーは、ボリュームを絞った時に高域の劣化を防ぐ0.001μFのキャパシターです。
ほか、カップ式ジャックプレートへの変更や、50年代ならではの丸型ストリングガイド等にもこだわりました
まだまだテレキャスターの改造続きます
【その他の公開画像】
https://yahoo.jp/box/KhrR0h