PGM200プロトタイプを製作するために必要な青いハムバッカーとエスカッションを得るために部品取りのドナーとして購入したJACKSONソロイストも先に完成しました
前回(といってもPGMの記事)は、塗装剥がしまで掲載したので、その続きからです
抜け柄をジャンク品として売り払う方法もありましたが、可哀想だし、せっかくなのでピックアップを補充してリフィニッシュと再組み立てを実施しました。その過程で全てのパーツの分解、清掃、メンテナンス、再配線を実施しました
【まずはバタースコッチブロンド風にリフィニッシュし】
以前の記事で予告していたように、色焼けしたブロンド風の黄土色にリフィニッシュした後、全体にウェザーチェックを入れ、塗装を剥がした部分に汚し加工を施しました。
【エルボーコンター部やバックコンター部の塗装を剥がします】
それから全体に渡ってウェザーチェックを入れました。
元がオールゴールドパーツだったのでゴージャスな外見になりましたが、欠品していたアームにはGOLDパーツの手持ちがなかったので、仕方なくクロームの物を取りつけています。
全体のカラーに合わせ、ピックアップはパワフルなGOTOH製のダブルクリームハムバッカーに、同様にエスカッションやノブもクリーム色に変更しました。市販のエスカッションはアーチトップギターに合わせて底面が斜めになっているので、リア側はそれでいいとしても、フロント側はボトムを削って薄く水平に修正しておきました。
【ネックもオールラッカーリフィニッシュ】
オリジナルのネックはマッチングヘッドですが、ストラトのように木目のままとしました。この廉価版JACKSONは日本製なので、チューナーも(おそらくトレモロも)GOTOH製です。
サーキットはアレンジせず、通常の3ポジションのままです。おそらく90年代の製造だと思いますが、GIBSONスケール(314)の24フレット仕様なのでコンパクトで非常に弾き易く、350Rフィンガーボードに太いフレットが打たれており、時代を反映したテクニカルギタリスト向けです。このモデルの上位機種はフロイド付きでした。重量は3240gとかなり軽量で生音もよく鳴っています。ありそうでない、モダンなモデルをあえてヴィンテージ風に仕上げた逸品です
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